たどり【辿り】
1 たどること。探し求めながら行くこと。「家を出でて見るだにあかき夜半の月入らむ山路に—あらすな」〈隆信集〉 2 物事の本質や筋道をよく探究すること。また、その能力。「心若き—少なさに」〈源・常夏〉
たにん‐むき【他人向き】
他人どうしのように情愛のないようすや態度。「主人が見る目はばかりて、—なる折からに」〈浄・生玉心中〉
たぬき‐まめ【狸豆】
マメ科の一年草。原野に生え、高さ20〜60センチ。茎や葉の裏に褐色の細毛が密に生える。夏から秋に紫色の花を密につけ、花は正面から見るとタヌキの顔に似ている。ねこまめ。
タバルア‐とう【タバルア島】
《Tavarua》フィジー諸島、ビチレブ島西部の都市ナンディの西沖合に位置するママヌザ諸島の小島。上空から見るとハート型をしており、ハートアイランドともよばれる。サーフィンの名所として世界的に知...
た‐ほう【他方】
1 ほかの方面。別の方向。また、二つのものの、もう一方。「一方は丸、—は四角」 2 (副詞的に用いて)ほかの方面から見ると。一方。「—、悪いこととは必ずしもいえない」
矯(た)めつ眇(すが)めつ
あるものを、いろいろの方面からよく見るようす。「作品を—眺める」
たより【頼り/便り】
1 (頼り)何かをするためのよりどころとして、たよっているもの。頼み。「地図を—に家を探す」「兄を—にする」 2 (便り)何かについての情報。手紙。知らせ。「—が届く」「風の—に聞く」 3 縁故...
たんがん‐きょう【単眼鏡】
小型軽量で携帯性のよい望遠鏡。ふつう低倍率で最短合焦距離が短いものをさし、遠方を拡大して見るほか、美術鑑賞などに用いられる。モノキュラー。
タンゴ【(スペイン)tango】
1 19世紀後半にアルゼンチンの首都ブエノスアイレスで起こった、4分の2拍子系のダンス音楽。また、それに合わせて踊るダンス。ハバネラ・ミロンガ・カンドンベなどの舞曲が融合してできたものといわれる...
たんぱん‐かん【担板漢】
《「たんばんかん」とも》板をかつぐと、片側しか見えないように、物事の一面だけを見て全体を見ることができない人のたとえ。