み‐かえ・す【見返す】
[動サ五(四)] 1 後ろを振り向いて見る。振り返って見る。「—・す顔に涙があふれていた」 2 一度見たものをもう一度見る。見直す。「答案用紙を—・す」 3 相手からの視線に対して、それをはずさ...
み‐かえり【見返り】
1 振り向いて後ろを見ること。「—美人」 2 相手のしてくれたことにこたえて何かをすること。特に、保証・担保・代償として差し出すこと。また、そのもの。「—を期待する」
み‐か・える【見変える/見替える】
[動ア下一][文]みか・ふ[ハ下二] 1 あるものを捨てて、他のものに心を移す。「小花さんを私に—・えるという筈はなけれど」〈鴎外・そめちがへ〉 2 別の物のように見る。「とりとりに姿を—・へぬ...
み‐かえ・る【見返る】
[動ラ五(四)] 1 振り向いて後ろを見る。みかえす。「—・ると遠く富士が望める」 2 心にかける。めんどうをみる。「—・りて久しくものし給ひけるにも」〈今鏡・四〉
み‐かじ・る【見齧る】
[動ラ四]ちらっと見る。うわべだけ見る。「隣りのやつ—・り」〈咄・鹿の子餅〉
み‐かた【見方】
1 物を見る方法。「地図の—」 2 ある立場からの物事の考え方。見解。みよう。「彼と私とでは—が異なる」
み‐かど【御門/帝】
《「門(かど)」の尊敬語》 1 天子・天皇の位。また、天皇の尊称。 2 門。特に、皇居の門。「一日(ひとひ)には千度(ちたび)参りし東(ひむがし)の大き—を入りかてぬかも」〈万・一八六〉 3 御...
み‐か・ねる【見兼ねる】
[動ナ下一][文]みか・ぬ[ナ下二] 1 平気で見ていることができない。「見るに—・ねる」「—・ねて忠告する」 2 見ることができない。「家見れど家も—・ねて」〈万・一七四〇〉
み‐かわ・す【見交(わ)す】
[動サ五(四)]互いに見る。見合う。「目と目を—・す」
み‐くだ・す【見下す】
[動サ五(四)] 1 下の方を見る。みおろす。「山の頂上から下界を—・す」 2 相手をばかにして見る。あなどりみる。見さげる。「人を—・した態度」