うまば‐どの【馬場殿】
騎射(うまゆみ)や競(くら)べ馬を見るために、馬場の中央に設けられた殿舎。宮中では武徳殿をいう。うまばのおとど。
うまば‐や【馬場屋】
騎射(うまゆみ)や競(くら)べ馬などを見るために、馬場の中央に設けられた建物。
うま‐ひと【貴人】
身分の高い人。家柄のよい人。きじん。「あさりする漁夫(あま)の子どもと人は言へど見るに知らえぬ—の子と」〈万・八五三〉
うまれてはみたけれど【生れてはみたけれど】
小津安二郎監督によるサイレント映画の題名。正式には「大人の見る絵本生れてはみたけれど」。昭和7年(1932)公開。サラリーマンの姿を子供の視点から描いた喜劇。出演、斎藤達雄、吉川満子、突貫小僧ほか。
うみ‐の‐こ【生みの子/産みの子】
1 自分の生んだ子。実の子。 2 子孫。「—のいや継ぎ継ぎに見る人の語り次(つぎ)てて」〈万・四四六五〉
うら‐がえし【裏返し】
1 物の裏を返して表にすること。また、その状態。「シャツを—に着る」 2 反対の立場、逆の観点から見ること。また、現れ方が正反対であること。「意味を—に考える」「嫉妬(しっと)は愛情の—の表現である」
うら‐がえ・す【裏返す】
[動サ五(四)] 1 表と裏とを逆にする。「畳を—・す」 2 物事を逆の立場から見る。「—・して言えば」
うらみ‐の‐たき【裏見の滝】
流れ落ちる水を裏側から見ることのできる滝。栃木県日光市、大谷(だいや)川の支流荒沢川にあるものが有名。
ウルトラマイクロスコープ【ultramicroscope】
限外顕微鏡。特殊な照明法によって、通常の顕微鏡では見ることのできない微粒子の存在や運動状態を観察できる顕微鏡。
うわ‐め【上目】
1 顔を上げないで、目だけで上のほうを見ること。また、その目つき。「—をつかう」⇔下目。 2 秤竿(はかりざお)の上面にしるした星。また、その星を目盛りにしてはかること。少量をはかるのに用いる。...