せかいのきじゅつ【世界の記述】
マルコ=ポーロの旅行記「東方見聞録」の別邦題。世界の叙述。
せん‐ぶん【浅聞】
見聞が浅いこと。
そん‐がっきゅう【村学究】
田舎にいて見聞の狭い学者。また、見識の浅い学者を軽蔑していう語。「先生は決して—らしい窮屈な生活けちけちした生活はして居ません」〈独歩・運命〉
たび‐にっき【旅日記】
旅行中に見聞したものや感懐を記す日記。
たんていユーベル【探偵ユーベル】
ユゴーの遺稿集「見聞録(Choses vues)」から一部を抜粋し森田思軒が訳した小説。おもに英語版に基づく訳。明治22年(1889)1月から3月にかけて雑誌「国民之友」に連載。日本におけるユゴ...
だいとうさいいきき【大唐西域記】
中国唐代の僧玄奘(げんじょう)の西域・インド旅行の見聞録。12巻。弟子の弁機の編録により646年成立。地理・風俗・言語・仏教事情・産物・伝説などを、629年から645年までの遊歴の順に記したもの...
ち‐けん【知見/智見】
1 実際に見て知ること。また、見聞して得た知識。「—を広める」 2 見解。見識。「—を異にする」 3 (智見)仏語。事物に対する正しい認識。また、知識によって得た見解。正智見。
ちゅうざんでんしんろく【中山伝信録】
《「中山」は琉球の異称》中国の地誌。6巻。徐葆光(じょほうこう)著。1721年成立。前年に清の外交使節として訪れた琉球の見聞を、皇帝への報告書としてまとめたもの。琉球の研究資料として知られる。
ちょうもく‐ひじ【長目飛耳】
《「管子」九守の「一に曰く長目、二に曰く飛耳、三に曰く樹明、明に千里の外、隠微の中を知る」から》昔のことや遠くのことを見たり聞いたりすること。転じて、見聞を広めるための書物。飛耳長目。
つれづれぐさ【徒然草】
鎌倉時代の随筆。2巻。吉田兼好著。元徳2〜元弘元年(1330〜1331)ごろ成立か。随想や見聞などを書きつづった全244段(一説では243段)からなる。無常観に基づく人生観・世相観・風雅思想など...