あるある‐ねた
《「ねた」は「たね(種)」の逆さ読み》日常生活における事象・見聞などで、多くの人の共感を得ることのできる話題。また、その話題で笑いをとる演芸のこと。 [補説]聞いた人に「よくある」「あるある」と...
いちわいちげん【一話一言】
江戸後期の随筆。56巻。大田南畝(なんぽ)著。安永4年(1775)ごろから文政5年(1822)ごろまでに筆者が見聞した風俗・流行・事件・天災・幕府の文書などを書き留めたもの。
うち‐や・る【打ち遣る】
[動ラ五(四)] 1 そのままにしておく。かえりみずにほうっておく。うっちゃる。「代助は平生から、此位に世の中を—・っていた」〈漱石・それから〉 2 遠くへやる。放して置く。「御髪は、こちたく清...
うつし‐だ・す【映し出す/写し出す】
[動サ五(四)] 1 光を当てて映像をスクリーンなどに現す。「アルプスの山々を画面いっぱいに—・す」 2 見聞したり調べたり考えたりしたことを、絵や文章に書き表す。「当時の風俗を巧みに—・した小説」
うつ・す【写す】
[動サ五(四)]《「移す」と同語源》 1 文書・絵などを元のとおりに書き取る。まねてそのとおりに書く。転写する。模写する。「手本を—・す」「友達のレポートを—・す」 2 ある物をまねてそのとおり...
見聞
〔知識〕information;〔経験〕experience;〔観察〕observation見聞する observe; experience; see and hear見聞を広める「add to...
けんぶんする【見聞する】
observe; experience; see and hear見聞を広める「add to [enlarge] one's experience/widen [increase] one's...
博覧
1〔広く人々が見ること〕世界の名画を博覧に供するarrange a public exhibition of world-famous paintings2〔広く読み,見聞すること〕博覧の男a ...
広める
1〔広くする〕widen見聞を広めるbroaden one's knowledgeその国はどんどん勢力を広めたThe nation rapidly extended [expanded] its...
見聞き
⇒けんぶん(見聞)
けいけん【経験】
[共通する意味] ★実際に見たり聞いたり、したりしたこと。また、そうすることによって得た知識や技能。[英] experience[使い方]〔経験〕スル▽日本語を教えた経験がある▽海外留学を経験す...
たいけん【体験】
[共通する意味] ★実際に見たり聞いたり、したりしたこと。また、そうすることによって得た知識や技能。[英] experience[使い方]〔経験〕スル▽日本語を教えた経験がある▽海外留学を経験す...
けんぶん【見聞】
[共通する意味] ★実際に見たり聞いたり、したりしたこと。また、そうすることによって得た知識や技能。[英] experience[使い方]〔経験〕スル▽日本語を教えた経験がある▽海外留学を経験す...
はくがく【博学】
[共通する意味] ★知識が広い分野にわたって豊富なこと。[英] erudition[使い方]〔博学〕(名・形動)▽博学な先生▽博学ぶりが会話に現れる▽博学多識〔博識〕(名・形動)▽音楽に関しては...
つうじょう【通常】
[共通する意味] ★ごく一般に見られる状態であること。[英] ordinary《形》[使い方]〔普通〕(名・形動)▽普通のやり方では成功は難しい▽今年の天候は普通ではない〔通常〕▽講義は通常どお...
かちゅうぎひょう【夏虫疑氷】
見聞が狭いことのたとえ。見聞の狭い人は広い世界を理解しえないたとえ。見識の狭い人が自分の知らないことを信じようとしないこと。冬を知らない夏の虫は、冬に氷というものがあるのを信じない意から。▽見識や見聞が狭い人を卑しめていう語。「氷」は「冰」とも書く。一般に「夏虫かちゅう、氷こおりを疑うたがう」と訓読を用いる。
かぶんしょうけん【寡聞少見】
見識が狭いこと。また、世間知らずなこと。自分を謙遜けんそんするときによく用いる。▽「寡」は少ない意。「寡聞」は見聞の狭いこと。見聞きしてきたものが少ないということ。
こうらんしんしき【洽覧深識】
見聞がきわめて広く博識なさま。▽「洽覧」はあまねく見ること。書物をあまねく読むこと。「深識」は知識が深いこと。いずれも見聞や知識が広く深いことをいう。
はくぶんきょうき【博聞強記】
広く物事を聞き知って、よく覚えていること。▽「博聞」は広く物知りであること。「強記」は記憶力の強いこと。「強」は「彊」とも書く。
はくらんきょうき【博覧強記】
広く物事を見知って、よく覚えていること。▽「博覧」は広く書物を読んで、多くの物事を知っていること。「強記」は記憶力のすぐれていること。「強」は「彊」とも書く。
いとう‐ばいう【伊藤梅宇】
[1683〜1745]江戸中期の儒学者。京都の人。仁斎の次子。名は長英。歴史・有職(ゆうそく)故実に詳しかった。著「見聞談叢」など。
イブン‐バットゥータ【Ibn Baṭṭūṭah】
[1304〜1377]アラブの旅行家。モロッコから西アジア・インド・東南アジアを経て中国に至る旅行をし、見聞を記録。旅行記「ソフラ(三大陸周遊記)」は貴重な史料。
おかまつ‐かずお【岡松和夫】
[1931〜2012]小説家。福岡の生まれ。学生時代は政治運動に参加。「志賀島(しかのしま)」で芥川賞受賞。体験や見聞に基づく作品が多い。他に「壁」「異郷の歌」「峠の棲家(すみか)」など。
ヘロドトス【Hērodotos】
前5世紀の古代ギリシャの歴史家。小アジアの生まれ。オリエントを広く旅行し、その見聞に基づき、ペルシア戦争を中心にした「歴史」を著述、歴史の父とよばれる。ヘーロドトス。生没年未詳。
ほんだ‐としあき【本多利明】
[1743〜1821]江戸後期の経世家。越後の人。通称、三郎右衛門。江戸に出て、数学・天文学・蘭学などを学び、諸国を歴訪して見聞を広め、重商主義的立場から貿易振興による富国策を説いた。著「経世秘...