みえ‐わた・る【見え渡る】
[動ラ五(四)]一面に見える。どこまでも見える。「広大な眺望が—・る」
見得(みえ)を切(き)・る
1 役者が見得の所作をする。 2 ことさらに自分の力を誇示するような態度・言動をする。また、いい所を見せようと無理をする。「よし、私が全部引き受けたと—・る」「『それくらいのことは』と社長の前で...
見栄(みえ)を張(は)・る
うわべを飾る。外観を繕う。「恋人の手前—・る」
み‐おお・す【見果す】
[動サ下二]終わりまで見届ける。見きわめる。「手(=筆跡)などこよなくまさりにけりと—・せ給ひて」〈源・明石〉
み‐お・く【見置く】
[動カ四] 1 ようすなどを前もって見ておく。見定めておく。「少納言をはかばかしきものに—・き給へれば」〈源・須磨〉 2 あとの方策を立てておく。「後ろやすく、—・きたてまつりてのち」〈狭衣・四...
み‐おくり【見送り】
1 見送ること。また、その人。「—を受ける」 2 実行をさしひかえてようすを見ること。「昇格は—となる」 3 野球で、打者が投球に対してバットを振らずにいること。「—の三振」 4 相場のようすを...
み‐おく・る【見送る】
[動ラ五(四)] 1 遠ざかる物や人をその後方で眺める。「飛行機を—・る」「玄関先で客を—・る」 2 訪れた人が帰るのにある場所までついていく。「ちょっとそこまで—・るよ」 3 出発する人をその...
み‐おこ・す【見遣す】
[動サ下二]こちらを見る。こちらに目を向ける。「うち—・せてつくづくとうちまもりて」〈かげろふ・上〉
み‐おさめ【見収め/見納め】
見ることがそれで最後になること。「この世の—」
み‐おとし【見落(と)し】
見落とすこと。また、見落としたところ。「—に注意する」「検査に—がある」