みせ‐ごしらえ【店拵え/見世拵え】
店のつくりぐあい。店の構え。店つき。「老舗らしい—」
みせ‐さき【店先/見世先】
店の前。また、そのあたり。店頭。「—につき駐車お断り」「—渡し」 [補説]書名別項。→店頭
みせ‐ざや【見せ鞘】
腰刀の鞘を覆う布製の袋。鞘尻より長く作り、先を折り下げて用いる。提げ鞘。
みせ‐しめ【見せしめ】
《「しめ」は使役の助動詞「しむ」の連用形から》それにこりて、本人あるいは他の人が同じような悪いことをしないように厳しく罰して見せること。こらしめ。「—のために処罰する」
みせ‐じまい【店仕舞(い)/見世仕舞(い)】
[名](スル) 1 店をたたんで廃業すること。商売をやめること。閉店。「営業不振で—する」⇔店開き。 2 その日の営業を終えて、店をしまうこと。閉店。「九時に—する」⇔店開き。
みせ‐じょろう【見世女郎】
1 上方の遊郭で、遊女の階級の下等のもの。店先の格子の中に座って客を引いた。端女郎(はしじょろう)。 2 江戸吉原の遊郭で、張見世に出た女郎。
みせ‐すががき【見世清掻き】
江戸吉原の遊郭で、遊女が店先に出て並ぶ合図に弾いた三味線。
みせ‐ぜい【見せ勢】
敵を欺くための見せかけの軍勢。「四条中納言隆資卿の偽って控へたる—に対して」〈太平記・二六〉
みせ‐だい【店台/見世台】
1 店で、代金を受け取ったり品物を渡したりする台。 2 店先の商品を陳列しておく台。
みせ‐だな【店棚/見世棚】
商品が見えるように並べてある棚。また、その棚のある店。