がげんしゅうらん【雅言集覧】
江戸時代の国語辞書。石川雅望(いしかわまさもち)著。文政9年〜嘉永2年(1826〜49)に「な」の項まで刊。後半は未刊のまま写本で伝わった。主に平安時代の仮名文学書から語彙を集めて、いろは順に用...
きゆうしょうらん【嬉遊笑覧】
江戸後期の随筆。12巻。付録1巻。喜多村信節(きたむらのぶよ)著。文政13年(1830)成立。諸書から江戸の風俗習慣や歌舞音曲などを中心に社会万般の記事を集め、28項目に類別して叙述したもの。
きょう‐らん【供覧】
[名](スル)多くの人が見られるようにすること。「—に付す」「作品を—する」
き‐らん【貴覧】
相手の見ることを、見る人を敬っていう語。御覧。高覧。「—に供する」
ぐんしょいちらん【群書一覧】
江戸後期の解題書。6巻。尾崎雅嘉(おざきまさよし)著。享和2年(1802)刊。国書を分類、解題を施したもの。
けん‐らん【賢覧】
相手が見ることを敬っていう語。高覧。「内容見本を—に呈します」
げん‐らん【玄覧】
物事を深く見きわめること。また、天子が見ることを敬っていう語。
こう‐らん【高覧】
相手を敬って、その人が見ることをいう語。「御—に供する」
これきびんらん【古暦便覧】
江戸時代の数学者、吉田光由の著作。慶安元年(1648)刊行。
ご‐こうらん【御高覧】
「高覧」に同じ。「—をいただく」