ちちがきえた【父が消えた】
尾辻克彦の短編小説。父親の死をテーマにした作品。昭和55年(1980)発表。同年、第84回芥川賞受賞。
ちちなし‐ご【父無し子】
1 父親に死なれて、母親の手で育てられた子。ててなしご。 2 父親のわからない子。私生児。ててなしご。
ち‐の‐あまり【血の余り】
《親の残りの血でできた子の意》末っ子。「子におろかはなけれどもわけて御身は—」〈浄・用明天王〉
ちゅうかん‐ざっしゅ【中間雑種】
両親の形質の中間を示す雑種。対立遺伝子に優劣のないときに現れる。オシロイバナで、赤い花と白い花との第一代雑種が桃色となるなど。
ちょうなんのしゅっけ【長男の出家】
三浦清宏の短編小説。息子の出家とそれを戸惑いながらも受け入れる両親の姿を描く。昭和62年(1987)発表。同年、第98回芥川賞受賞。
ちょうまつ【長松】
江戸時代、商家の丁稚(でっち)に多く用いられた名。また、丁稚・小僧。ちょま。「—が親の名で来る御慶かな/野坡」〈炭俵〉
つかい【使い/遣い】
1 (使い) ㋐人の用事を足すために、目的の場所へ行くこと。また、その人。「母親の—で出かける」「お—に行く」 ㋑身分の高い人などが、用事を持たせて差し向ける人。使者。「—を立てる」「国王の—」...
つがいけ‐こうげん【栂池高原】
長野県北西部、白馬(しろうま)岳東麓に広がる親の原を中心とした標高800メートル前後の高原。一帯は日本有数のスキー場として有名。
つね【常/恒】
1 いつでも変わることなく同じであること。永久不変であること。「有為転変の、—のない世」 2 いつもそうであること。ふだん。平素。「—と変わらぬ笑顔」「朝の散歩を—とする」 3 特別でないこと。...
つね‐なみ【常並(み)】
[名・形動]なみひととおりであること。また、そのさま。世間なみ。「—ならばお両親の見取り看護もすべき身が」〈一葉・別れ霜〉