顔(かお)を潰(つぶ)・す
面目を失わせる。名誉を傷つける。「親の—・す」
かくさ‐しゃかい【格差社会】
成員が、特定の基準から見て隔絶された階層に分断された社会。特に、所得・資産面での富裕層と貧困層の両極化と、世代を超えた階層の固定化が進んだ社会。 [補説]バブル経済崩壊後の不況で、中高年の雇用を...
かた‐おや【片親】
1 両親のうちのどちらか一方。「—を失う」⇔二親(ふたおや)。 2 両親のうち一方がいないこと。また、その残っている親。「—に育てられる」
かた‐じ【堅地】
1 漆塗りなどの下地を、堅くしっかり塗り上げること。また、そのもの。 2 織物の布目が堅く締まっているもの。 3 きまじめなこと。物堅い気質。「—の父の親の手を」〈浄・卯月の紅葉〉
かっ‐こう【郭公】
《鳴き声から》カッコウ目カッコウ科の鳥。全長約35センチ。全体に灰色で、腹に黒い横斑がある。ユーラシア・アフリカに分布。日本には夏鳥として渡来し、高原などでみられる。自分では巣を作らず、モズ・ホ...
かつ・える【餓える/飢える】
[動ア下一][文]かつ・う[ワ下二] 1 食べ物がなくて腹がへる。飢(う)える。「金があれば先ず—・えることはないから」〈福沢・福翁自伝〉 2 あるものに非常に欠乏を感じて、それをひどく欲しがる...
から
[格助]名詞・活用語の連体形に付く。また上代では、助詞「が」「の」「のみ」にも付く。 1 動作・作用の起点を表す。 ㋐空間的起点、出所を示す。「目—大粒の涙が落ちた」「本人—直接話を聞く」「波...
カラウィン‐モスク
《Mosquée Al Quaraouiyine》モロッコ北東部の都市フェズの旧市街フェズ‐エル‐バリにあるイスラム寺院。9世紀、裕福な父親の遺産を受け継ぎ、チュニジアのカイルアンから移住した女...
烏(からす)に反哺(はんぽ)の孝(こう)あり
《烏は成長ののち、親鳥の口にえさを含ませて、養育の恩に報いるという「事文類聚」などの故事から》烏さえ親の恩に報いるのだから、まして人は孝行せねばならないということ。
かん【患】
苦しみ。悩み。わずらい。「夫親の苦は婦子の—と為り」〈福沢・文明論之概略〉