あい‐な・し
[形ク] 1 感心できない。気にくわない。「親の、今は—・きよし、いひにやらむと」〈更級〉 2 おもしろみがない。つまらない。あじけない。「梨の花…葉の色よりはじめて、—・く見ゆるを」〈枕・三七...
あが・める【崇める】
[動マ下一][文]あが・む[マ下二] 1 きわめて尊いものとして敬う。崇敬する。「救世主と—・める」 2 大事に扱う。寵愛(ちょうあい)する。「昨日まで高き親の家に—・められかしづかれし人の娘の...
あきない‐ぐち【商い口】
1 商品を売り込む所。得意先。「協力して—をふやす」 2 物を商うための巧みな話しぶり。「—利(き)きて、親のゆづり銀をへらさぬ人ならば」〈浮・永代蔵・一〉
あだ【仇/寇】
《室町時代までは「あた」》 1 仕返しをしようと思う相手。敵。かたき。「親の—を討つ」 2 恨みに思って仕返しをすること。また、その恨み。「恩を—で返す」 3 害をなすもの。危害。「親切のつもり...
あだ‐おろそか【徒疎か】
[形動][文][ナリ](多く「あだおろそかに」の形で、あとに否定の語を伴って用いる)軽々しく粗末にするさま。いいかげん。あだやおろそか。「親の恩を—にはできない」
アダルト‐チルドレン【adult children】
子供のころの家族関係などが原因で、精神的に不安定な状況で育ち、成人後も生き方に悩んでいる人。元来は米国で、アルコール依存症の親のもとで育った人をいう。アダチル。AC。 [補説]子供の状態から抜け...
アールエッチしき‐けつえきがた【Rh式血液型】
血液型の一。Rh因子の有無によってRh(+)とRh(−)とに分類。日本人の約99.3パーセントはRh(+)。胎児は父親のRh因子を受け継ぐので、父親がRh(+)、母親がRh(−)のときは母子間血...
いいなり‐しだい【言(い)成り次第】
言うがままになること。いいなり。いいなりほうだい。「親の—にはならない」
い‐こ【遺孤】
両親の死後に残された子供。遺児。「徳川氏は必ず其旧功を記し、其—を重封せり」〈田口・日本開化小史〉
い‐し【遺子】
親の死後、残された子供。遺児。