おや‐しらず【親知らず】
1 生みの親を知らないこと。また、その人。 2 第三大臼歯。人間の歯のうち最も遅く生える、上下左右計4本の奥歯。知恵歯。知歯(ちし)。
おや‐しろ【親代】
親に代わって子供の世話をする人。おやがわり。「殿の二歳の時より、家安—となって」〈盛衰記・二〇〉
おや‐じ【親字】
漢和辞典で、各部首ごとに画数順に配列されている見出しの漢字。親文字。
おや‐じ【親父/親仁/親爺】
1 自分の父親を親しんで、また、他人に対してへりくだっていう語。⇔おふくろ。 2 中年または老齢の男や、他人の父親をいう語。「隣の—」 3 店の主人。「飲み屋の—」 4 部下がその集団の長を親し...
おやじ‐がた【親仁方/親仁形】
歌舞伎で、老人の役。また、それに扮(ふん)する役者。
おやじ‐がり【親父狩(り)】
数人の青少年が会社員風の中年男を襲って、金品を強奪する行為。1990年代後半から使われはじめた語。
おやじ‐ギャグ【親父ギャグ】
《多く、中年男性が口にするとされることから》俗に、言い古された冗談や、おもしろくないしゃれ。
おやじ‐しゅう【親父臭/親爺臭】
俗に、加齢臭のこと。 [補説]主に中年男性に対する語。
おやじゃ‐ひと【親者人】
《親である人の意。「者」は当て字》親。おやじゃもの。「してして—はなんとしてゐらるるぞ」〈虎明狂・武悪〉
おや‐じゅうだい【親重代】
先祖代々受け継いできていること。また、そのもの。家重代。累代。