そば・える【戯える】
[動ア下一][文]そば・ふ[ハ下二] 1 風が甘えかかるように、やわらかく吹く。「冷たい頸元に—・える軽い風に吹かれていると」〈秋声・あらくれ〉 2 動物などがたわむれる。「犬は木陰を離れて…原...
そばそば・し【稜稜し】
[形シク] 1 かどばっている。「優婆塞(うばそく)がおこなふ山の椎(しひ)がもとあな—・しとこにしあらねば」〈延宝版宇津保・菊の宴〉 2 親しめない。よそよそしい。「常はすこし—・しく心づきな...
そば‐だ・つ【峙つ/聳つ】
[動タ五(四)]《「稜(そば)立つ」の意。古くは「そばたつ」とも》 1 山などがかどばって高く立つ。そびえる。「峻(けわ)しい岩山が壁のように—・っている」〈宙外・独行〉 2 かどが立つ。「詞...
そ‐ふ【祖父】
父母の父親。おじいさん。⇔祖母。
そふごろし‐の‐パラドックス【祖父殺しのパラドックス】
⇒親殺しのパラドックス
そ‐ぼ【祖母】
父母の母親。おばあさん。⇔祖父。
そ‐む・く【背く/叛く】
《「背(そ)向く」の意》 [動カ五(四)] 1 ㋐取り決めたことや目上の人の考え・命令などに従わずに反抗したり反対したりする。さからう。「約束に—・く」「親の言いつけに—・く」 ㋑謀反する。は...
そめ‐どの【染殿】
1 平安時代、宮中や貴族の邸内で糸や布の染め物をした建物。 2 染物師。また、染物屋。〈日葡〉
藤原良房の邸宅。京都の正親町(おおぎまち)の南、京極の西にあったという。
それ【其れ】
[代] 1 中称の指示代名詞。 ㋐聞き手が持っている物、または、聞き手のそばにある物をさす。そのもの。「ちょっと—を見せてください」 ㋑聞き手がいま話題にしたばかりの事物などをさす。そのこと。...
そんごう‐じけん【尊号事件】
寛政元年(1789)光格天皇が実父の典仁親王に太上(だいじょう)天皇の尊号を贈ろうとして、江戸幕府に拒否された事件。