タイム‐パラドックス【time paradox】
タイムトラベルなどで過去の歴史を改変することによって生じる逆説の総称。タイムマシンを利用して過去の世界に行き、自分の父親となる人物を殺す親殺しのパラドックスなどがあり、しばしばSF小説の題材となる。
たいようのこ【太陽の子】
灰谷健次郎の児童文学作品。昭和53年(1978)刊行。挿絵は田畑精一。神戸に住む少女ふうちゃんは、父親が精神を病んだきっかけを調べる過程で、沖縄戦の歴史を知る。昭和55年(1980)、「太陽の...
たいら【平】
姓氏の一。皇族賜姓の豪族で、桓武(かんむ)平氏・仁明(にんみょう)平氏・文徳(もんとく)平氏・光孝平氏などの流れがある。最も栄えたのは桓武平氏の葛原(かつらばら)親王の流れで、高棟王(たかむねお...
たい‐るい【対塁】
[名](スル)敵と向かい合うようにとりでを築くこと。戦場で敵と対陣すること。また一般に、向かい合っていること。「饌を隔てて—して頻に杯の遣取を」〈鴎外・懇親会〉
たいわん‐しゅっぺい【台湾出兵】
台湾に漂着した琉球漁民の殺害を理由に、明治7年(1874)日本政府が西郷従道(さいごうつぐみち)の率いる征討軍を派遣し、清国から償金を出させた事件。征台の役。
明治28年(1895)日清戦争...
たかだ‐は【高田派】
浄土真宗十派の一。親鸞(しんらん)の弟子真仏の系統。三重県津市の専修寺(せんじゅじ)(もと下野国芳賀郡高田にあった)を本山とする。真宗高田派。
たか‐ば・る【高張る】
[動ラ四]値を高くつける。高く売る。「それからは身請け穿鑿(ぜんさく)。親方が—・る」〈浄・浪花鑑〉
たかまつ‐じょう【高松城】
高松
にあった城。戦国時代、毛利氏の属将清水宗治の居城。天正10年(1582)羽柴秀吉(豊臣秀吉)の水攻めで開城。
高松
にある城。生駒親正(いこまちかまさ)が築城。寛永19年(1642)松...
たくさん‐そう【沢山さう】
[形動ナリ]《近世語》いかにも沢山あるように、ぞんざいに扱うさま。「悪い人でも親は親、—に思ったのが今では悔しい」〈浄・浪花鑑〉
竹(たけ)の子(こ)の親勝(おやまさ)り
《たけのこは生長が早く、たちまち親竹より高くなるところから》子が親よりすぐれていることのたとえ。