おっ‐さん
《「おじさん」の音変化》中年の男性を親しんで、また、軽くみてよぶ語。「隣の—」「—くさい格好」
おっ‐さん【和尚さん】
《「おしょうさま」の音変化》和尚・僧侶などを親しんでいう語。
おっしょう‐さん【御師匠さん】
《「おししょうさん」の音変化》「師匠」を敬い、また、親しみをこめて呼ぶ語。
おっ‐ちゃん
《「おじさん」の音変化》中年の男性を親しんで、また、軽くみてよぶ語。「—、煙草の火貸してんか」〈織田作之助・土曜夫人〉
おっ‐ぱ
《「尾っ端」、または連歌俳諧で懐紙の一折の最後の句をさす「折(お)り端(は)」の音変化という》いちばん端(はし)。物事の結末。最後。「月の—に勘当を親父(おやぢ)付け」〈柳多留・二一〉
お‐つきあい【御付(き)合い】
「付き合い」の美化語。「親しく—をいただく」
おつき‐さま【御月様】
月を敬い親しんでいう語。 [補説]「お月様に願を掛ける」は尊敬語、「お月様が見える」は美化語。
おてんと‐さま【御天道様】
《「おてんとうさま」とも》 1 太陽を敬い親しんでいう語。 2 天地をつかさどり、すべてを見通す超自然の存在。「悪いことをすれば—に筒抜けだ」「—に恥じない行動」
お‐とう【御父】
《「おとうさん」の略》子供が父親を親しんで呼ぶ語。また、妻が夫を呼ぶ語。
お‐とう‐さん【御父さん】
1 子供が自分の父親を呼ぶ語。また、子供にとって父親のこと。「おかあさん」とともに明治37年(1904)から使用した文部省「尋常小学読本」(国定教科書)に採用されてから、「おとっさん」に代わって...