あ‐けい【阿兄】
兄を親しんでいう語。
あげろ‐の‐やま【上路の山】
新潟県糸魚川(いといがわ)市にある山。麓の海辺に難所として知られる親不知(おやしらず)がある。
あ‐こ【吾子】
《古くは「あご」》 [名]わが子。自分の子。「—の、御宿世(すくせ)にて覚えぬことのあるなり」〈源・須磨〉 [代] 1 二人称の人代名詞。子供や乳母などを親しみを込めて呼ぶ語。おまえ。「—は...
あこめ‐おうぎ【衵扇】
宮廷の女房が礼装のときに用いた檜扇(ひおうぎ)。草木や人物などの絵を描き、切り箔・砂子などを散らした。近世以降は、両端の親骨の上部に糸花をつけ、色糸を長く垂らす。
顎(あご)で使(つか)・う
高慢な態度で、意のままに人を使う。「親を—・う」
あさひ‐こ【朝日子】
《「こ」は親しみの意を表す接尾語》朝日。「—がさすや岡辺の松が枝のいつとも知らぬ恋もするかな」〈古今六帖・一〉
足(あし)が遠(とお)の・く
今までよく行っていた所に行かなくなる。足が遠くなる。「両親が死んでからは、実家へはすっかり—・いた」
アシャンティ‐ぞく【アシャンティ族】
《Ashanti》アフリカ西部、ガーナ共和国の一部に住む民族。母系制親族集団を構成する。17世紀に連合王国を形成し、奴隷貿易などで繁栄した。
あじろ‐ごし【網代輿】
竹や檜(ひのき)の網代を屋根や両わきに張り、黒塗りの押し縁(ぶち)をつけた輿。近世、親王・摂家(せっけ)・清華家(せいがけ)で常用した。
あじろびさし‐の‐くるま【網代庇の車】
唐破風(からはふ)造りの屋根と庇をつけた網代車。親王・摂関・大臣・大将などの乗用。ひさしのくるま。