から‐ぐるま【唐車】
大型で、最も華美な様式の牛車(ぎっしゃ)。唐破風(からはふ)造りの屋根をつけて檳榔(びろう)の葉で葺(ふ)き、同じ葉を総(ふさ)にして庇(ひさし)・腰などに垂らしたもの。檳榔を染め糸に代えること...
烏(からす)に反哺(はんぽ)の孝(こう)あり
《烏は成長ののち、親鳥の口にえさを含ませて、養育の恩に報いるという「事文類聚」などの故事から》烏さえ親の恩に報いるのだから、まして人は孝行せねばならないということ。
カラマーゾフのきょうだい【カラマーゾフの兄弟】
《原題、(ロシア)Brat'ya Karamazovï》ドストエフスキーの長編小説。1879〜80年発表。カラマーゾフ家の父親殺し事件を中心に、三人兄弟と私生児をめぐって展開される葛藤(かっとう...
かり【仮】
《「借り」と同語源》 1 間に合わせであること。「—の住まい」「—の措置」「—調印」 2 本当のもの、本来のものではないこと。「—の親」「—の姿」 3 仮定すること。「これは—の話だが」→仮に
かり‐おや【仮親】
1 実の親に代わって養育する人。養父母。養い親。 2 結婚・養子縁組・奉公などの際に、一時的に名義上の親となる人。親代わり。 3 未成年の子の儀礼に際し、実の親に代わって行事をつかさどる仮の親。...
かり‐つや【仮通夜】
死者が亡くなった当日の夜、家族と親族で行う通夜。→本通夜
カリンバ【(バントウ)kalimba】
アフリカの民族楽器。共鳴箱に金属製の棒が多数付いており、箱を両手で持ち、親指で棒をはじいて鳴らす。親指ピアノ。
かるがも‐そうこう【軽鴨走行】
(カルガモの親子が一列に並んで歩くことから)複数の車両が、短い車間距離で連なって走行すること。また、高速道路などの料金所を前車の直後について通り抜け、ETCのセンサーに1台の車両と誤認させて通行...
か‐れい【家令】
1 皇族や華族の家の事務・会計を管理し、使用人の監督に当たった人。 2 律令制で、一品(いっぽん)以下四品(しほん)までの親王・内親王家、および三位以上の公卿の家で、家務を総括した職員。けりょう。
かれいなるいちぞく【華麗なる一族】
山崎豊子の小説。昭和45〜46年(1970〜1971)発表。関西の財界に君臨する銀行頭取一族の策謀と親子の確執を描く。昭和49年(1974)、山本薩夫監督により映画化され、第29回毎日映画コンク...