こ‐じしん【古地震】
地震計などの近代的な観測機器がなかった時代に起きた地震。→地震考古学
コスメッツ【COSMETS】
《Computer System for Meteorological Services》気象資料総合処理システム。昭和63年(1988)に一新されたシステムで、全国・全世界の観測データを気象庁...
こっか‐きかんぎじゅつ【国家基幹技術】
国の総合的な安全保障の向上や世界最高水準の研究機能の実現を図るために、国が主導して推進する大規模プロジェクト。内閣府の重要政策会議のひとつである総合科学技術会議が選定し、第3期科学技術基本計画(...
コペンハーゲン‐かいしゃく【コペンハーゲン解釈】
量子力学での、粒子の存在に関する世界観の一つ。粒子の位置や状態は観測されるまで特定できず、空間の各点ごとの存在確率の大小としてしか把握できないとするもの。コペンハーゲンを中心に活動したボーアらが...
コホーテク‐すいせい【コホーテク彗星】
1973年3月、チェコスロバキアのルボシュ=コホーテクが発見した非周期彗星。翌年1月に地球に接近し、肉眼でも観測された。発見当初、大彗星になると予想されたが、最も増光した時でも3等級程度だった。
コマンダンテフェラス‐きち【コマンダンテフェラス基地】
《Comandante Ferraz Antarctic Station》南極、サウスシェトランド諸島のキングジョージ島にあるブラジルの観測基地。南緯62度5分、西経58度23分に位置する。19...
コメット‐シーカー【comet seeker】
新彗星(すいせい)の発見を目的とする望遠鏡。広い視野をもち、観測者が常に同じ姿勢で全天を観測できるように造られている。彗星捜索鏡。彗星探索機。
コロナグラフ【coronagraph】
太陽のコロナを皆既日食以外のときにも観測できる特殊な望遠鏡。近年は、太陽以外の恒星周辺の円盤や惑星などの観測に恒星コロナグラフが用いられる。
コロナ‐ホール
《coronal hole》太陽大気のコロナに見られる構造の一つ。周辺に比べて温度と密度が低く、軟X線で観測すると相対的に暗く見える。太陽の赤道付近よりも極付近に多く現れる。地球の磁気嵐の原因と...
コンコルディア‐きち【コンコルディア基地】
《Concordia Station》南極大陸にあるフランス・イタリアの共同観測基地。標高3233メートル、南極高原のドームCとよばれる氷床上に位置する。2005年に開設され、通年運用されている...