でんぱ‐てんたい【電波天体】
強い電波を放射している天体の総称。1970年代初頭以前には電波星またはラジオ星と呼ばれていた。電波望遠鏡で観測される主な電波源として、銀河系内の散光星雲、超新星残骸、星形成領域、パルサーのほか、...
でんぱ‐ぼうえんきょう【電波望遠鏡】
天体からの微弱な電波を観測する装置。巨大なアンテナと高性能の受信機、記録計などによって構成される。単一パラボラ型と開口合成型(干渉計)に大別される。
データ‐どうか【データ同化】
コンピューターによるシミュレーションにおいて、数理モデルに実際の観測データを取り入れて再現性を高めること。主に気象学・海洋学・地球科学の分野で用いられる。
とうなんかいなんかいじしんぼうさいたいさく‐とくべつそちほう【東南海・南海地震防災対策特別措置法】
《「東南海・南海地震に係る地震防災対策の推進に関する特別措置法」の略称》東南海・南海地震による災害から国民の生命・身体・財産を保護するため、地震防災対策推進地域の指定、基本計画の作成、地震観測施...
とうほくちほうたいへいようおき‐じしん【東北地方太平洋沖地震】
平成23年(2011)3月11日午後2時46分ころに、三陸沖を震源として発生したマグニチュード9.0の地震。宮城県栗原市で最大震度7を観測。巨大津波を引き起こし、沿岸部を中心に甚大な被害が出た。...
とくいエックスせん‐パルサー【特異X線パルサー】
X線パルサーのうち、自転周期が2〜11秒、磁場が通常の中性子星より10〜1000倍程度強い天体。突発的な増光は見られず、ほぼ定常的に熱的なX線が観測される。AXP(anomalous X-ray...
とじた‐うちゅう【閉じた宇宙】
膨張宇宙論において、宇宙はビッグバン以降膨張を続けているが、宇宙の平均密度がある臨界密度より大きい場合はやがて収縮に転ずる。このような宇宙を閉じた宇宙といい、その曲率は正となる。現時点の観測事実...
とっとりけんせいぶ‐じしん【鳥取県西部地震】
平成12年(2000)10月6日、鳥取県西部を震源に発生したマグニチュード7.3の地震。同県境港市・日野町で震度6強を観測。家屋倒壊のほか、斜面崩壊や落石などにより、交通網に甚大な被害をもたらした。
とっぷう‐きけんしすう【突風危険指数】
竜巻やダウンバーストなどの激しい突風が発生する可能性を表す指数。数値予報による予測値と気象レーダーによる観測データから算出され、竜巻が発生する確度の予測に用いられる。
トップ‐クオーク【top quark】
6種類あると予測されていたクオークのうちの、6番目のクオーク。第3世代に属する電荷⅔eのクオーク。1994年春アメリカ、フェルミ加速器研究所の巨大加速器デバトロンによって初めて観測された。→ボト...