みずほ‐きち【みずほ基地】
南極大陸にある日本の観測基地。昭和基地の南東約270キロメートル、みずほ高原の氷原に位置する。昭和45年(1970)、第十一次越冬隊により、みずほ観測拠点として建設。昭和53年(1978)より現...
みち‐かけ【満(ち)欠け/盈ち虧け】
月が丸くなることと欠けること。「月の—を観測する」
ミッション‐きき【ミッション機器】
人工衛星の用途や目的に応じて搭載される機器。観測を行う各種センサーのほか、通信衛星や放送衛星の通信中継器などをさす。基本的な機能や動作に必要なバス機器(衛星バス)と区別される。
ミッシング‐マス【missing mass】
銀河の回転運動や銀河団内の銀河の運動から推定される質量と、光学的に観測できる質量との差。この差を生み出す正体は明らかになっていないが、暗黒物質と総称され、究明が進められている。見えない質量。見失...
みなみ‐とりしま【南鳥島】
西太平洋にある日本最東端の島。東京都小笠原村に属する。隆起サンゴ礁からなり、父島の南東1200キロメートルに位置する。明治29年(1896)水谷新六が発見。気象観測地。古くからアホウドリの繁殖地...
みゃく‐どう【脈動】
[名](スル) 1 脈が打つこと。 2 表面には現れないが、脈が打つように絶えず力強く動いていること。また、その動き。「—する新時代のメディア産業」 3 地震以外の原因による、地殻の微弱な周期的...
みやぎけんほくぶ‐じしん【宮城県北部地震】
宮城県北部を震源地とする地震。 1 昭和37年(1962)4月30日に発生したマグニチュード6.5の地震。現登米(とめ)市を中心に、家屋倒壊のほか、道路・鉄道・橋などの交通網に被害を受けた。 2...
ミューオンスピン‐かいてん【ミューオンスピン回転】
ミューオン(ミュー粒子)の高い透過性を利用し、物質内部の磁場などを詳細に調べる手法。スピン偏極したミュー粒子を物質内部に注入し、自然崩壊して放出される陽電子を検出することで、磁場の分布や時間変化...
みらい
日本の海洋研究開発機構が保有する世界最大級の海洋観測船。日本初の原子力船「むつ」を前身とし、原子炉を撤去したのち、平成9年(1997)竣工。耐氷性、航行性に優れ、北極海などの極域や荒天域での観測...
ミールヌイ‐きち【ミールヌイ基地】
《Mirny Station》南極大陸にあるロシアの観測基地。インド洋側のデービス海に面する。ロシア語で「平和」を意味し、1956年に開設。気象、雪氷、地球物理の観測を行い、内陸のボストーク基地...