しょっかく‐きかん【触覚器官】
接触の刺激を感受する器官。脊椎動物の皮膚に分布する触点、無脊椎動物の触角・触手など。触覚器。触官。
しょっかく‐けい【触覚計】
皮膚の触覚をはかる計器。コンパスに似た形をし、触れた二点を区別して感知できる最短距離を測定する。
しょっかく‐しつにん【触覚失認】
触覚はあるが、物に触れただけではそれが何なのかわからない状態。目で見れば認知できる。頭頂葉の障害によって起こる。
しょっかく‐しょうたい【触覚小体】
触覚を感知する受容体の一つ。皮膚の真皮乳頭にあり、手足の指・手のひら・足の裏などに特に集中している。1852年にドイツの解剖学者ゲオルク=マイスナーが発見した。マイスナー小体。
しょっかく‐フィードバック【触覚フィードバック】
⇒フォースフィードバック
しょっ‐かん【触官】
⇒触覚器官(しょっかくきかん)
しょっ‐かん【触感】
物に触れたとき手や肌で受ける感じ。感触。「ごわごわした—」
そく【触】
仏語。 1 感覚器官である根と、対象物である境と、認識する心である識とが結びついたときに生じる精神作用。 2 十二因縁の一。生まれて2、3歳までの、まだ接触感覚だけのころとする。 3 六境の一。...
ふら‐ば・う【触らばふ】
[動ハ下二]繰り返し触れる。「上(ほ)つ枝(え)の枝の末葉(うらば)は中つ枝に落ち—・へ」〈記・下・歌謡〉
ふり‐あ・う【振(り)合う/触(り)合う】
[動ワ五(ハ四)]互いに触れる。ふれあう。「袖—・うも多生の縁」