えん‐きょく【婉曲】
[形動][文][ナリ]言いまわしが穏やかでかど立たないさま。露骨でなく、遠まわしに言うさま。「申し出を—に断る」「—な表現」
えんぎしき【延喜式】
弘仁式・貞観式以降の律令の施行細則を取捨・集大成したもの。50巻。三代式の一。延喜5年(905)醍醐天皇の勅により藤原時平・忠平らが編集。延長5年(927)成立。康保4年(967)施行。 堅...
えん‐ご【婉語】
遠まわしに言う言葉。露骨でなく、当たりの柔らかい言葉。
お‐あいそ【御愛想】
《「おあいそう」とも》 1 「愛想(あいそ)3㋐」に同じ。「—を言う」「—にあいさつだけして帰る」 2 「愛想3㋒」に同じ。「おにいさん、—」 3 「愛想3㋑」の丁寧な言い方。「何の—もできず失...
おい‐の‐くりごと【老いの繰(り)言】
老人が、言ってもしかたのないことを、くどくどと繰り返し言うこと。「—と聞き流す」
おおき‐な【大きな】
[形動]《形容動詞「おおきなり」の連体形「おおきなる」の音変化》 1 容積・面積が広い空間・場所を占めるさま。「—箱」「—池」⇔小さな。 2 数・量が多いさま。「—音」⇔小さな。 3 程度がはな...
大(おお)きな御世話(おせわ)
よけいなおせっかい。不必要な世話。他人の助言や手助けを拒絶するときに言う。余計なお世話。
大(おお)きな口(くち)をき・く
偉そうなことを言う。大口をたたく。「何もしないのに—・くな」
大口(おおくち)を叩(たた)・く
大げさな物言いをする。偉そうなことを言う。大きな口をきく。「俺は無敵だと—・く」
おお・す【仰す】
[動サ下二]《「負(おお)す」と同語源。相手に言葉を負わせるというところから》 1 上位者から下位者に命じる。言いつける。「急ぎ参るべき由言へと—・せよ」〈源・夕顔〉 2 命令する上位者への敬意...