すじ‐ちがい【筋違い】
[名・形動] 1 ある物に対して斜めの方向に位置すること。すじかい。「郵便局の—に交番がある」 2 道理にはずれた言動をするさま。「—な要求」 3 見当違い。おかど違い。「私に苦情を言うのは—だ...
すずきぼうちょう【鱸庖丁】
狂言。伯父に鯉(こい)の調達を頼まれた甥(おい)がカワウソに食われたとうそを言うので、伯父も、鱸を食べさせると言って料理法を長々と述べ、結局何も出さずに追い返す。
すず‐つけ【鈴付け】
鷹の尾羽の中央の2枚の羽。鷹狩りで、そこに鈴を付けることから言う。「鳥を一羽づつ—の羽に赤符(あかじるし)を付けて」〈盛衰記・一〉
すっぱ・い【酸っぱい】
[形]酸味がある。口を窄(つぼ)めたくなるような味だ。すい。「—・い夏ミカン」「口を—・くして言う(=くどいほど何度も言う)」 [派生]すっぱさ[名]すっぱがる[動ラ五]
すて‐ぜりふ【捨て台詞】
1 演劇、特に歌舞伎で、俳優が脚本に書いてないのにその場の雰囲気に応じて即興的に言う短いせりふ。 2 立ち去ろうとするとき、相手の返答を求めないで一方的に言い放つ言葉。捨て言葉。「—を残して去る...
スムーズ【smooth】
[形動]《「スムース」とも》物事が支障なく滑らかに運ぶさま。円滑。「—な進行」
[名]硬式テニスで、ラケットの表側。かつてラケットに飾り糸を付けていた頃、糸が滑らかに通っている面を言った。⇔...
すら‐すら
[副]物事が滞りなくなめらかに進行するさま。「そらで—(と)言う」「話が—(と)まとまる」
ずい‐ぶん【随分】
[形動][文][ナリ] 1 ふさわしい程度を超えているさま。また、いちじるしいさま。並でないさま。過分。相当。「—な御見舞をいただきました」「貯金も—な額になった」 2 人に対する態度や言動が...
ずけ‐ずけ
[副]遠慮や加減をしないで、はっきりとものを言うさま。つけつけ。「他人の悪口を—(と)言う」
ずけり
[副]遠慮なく、はっきりとものを言うさま。ずばり。「いつもに似合わず—と言って退(の)けた」〈里見弴・安城家の兄弟〉