たい‐そう【大層】
[形動][文][ナリ] 1 程度や分量がはなはだしいさま。たいへん。ひどい。「—な暑さ」「—な剣幕で怒りだす」 2 おおげさなさま。ぎょうさん。「つまらないことを—に言う」 3 大規模なさま。...
たく【託】
えらぶって言うこと。→御託(ごたく)「天文を知らねえからだとか、—を言はれるに違えねえが」〈滑・七偏人・五〉
たくし‐か・く
[動カ下二]続けざまにものを言う。まくしたてる。「口々に言ひたいことを—・け、しゃべりまはって帰りける」〈浄・太功記〉
竹屋(たけや)の火事(かじ)
《竹が燃えると、はじけて音を出すところから》怒って、ぽんぽん言うさまをいう。
た‐げん【多言】
[名](スル)口数の多いこと。ものを多く言うこと。たごん。「—を弄(ろう)する」「説明に—を要しない」⇔寡言。
たたみ‐こ・む【畳み込む】
[動マ五(四)] 1 折りたたんで中に入れる。「新聞にちらしを—・む」「テーブルの脚を内側に—・む」 2 心の中に深くとどめる。しっかり記憶する。「忠告を胸に—・む」 3 「畳み掛ける1」に同じ...
たたり【祟り】
1 神仏や怨霊(おんりょう)などによって災厄をこうむること。罰(ばち)・科(とが)・障りと同義的に用いられることもある。「山の神の—」 2 行為の報いとして受ける災難。「悪口を言うと、後の—が恐...
徒(ただ)では済(す)まないぞ
このままでは済まない、必ず仕返しをする、の意で、別れぎわに言う言葉。ただでは置かないぞ。「おぼえていろ。—」
たとえ‐ば【例えば】
[副] 1 前に述べた事柄に対して具体的な例をあげて説明するときに用いる語。例をあげていえば。「球技、—野球やテニスが好きだ」 2 多く「ようだ」「ごとし」を伴って、ある事柄を他の事にたとえると...
たな‐さがし【棚捜し】
1 棚をさぐって物を求めること。特に、台所の棚をさがしての、盗み食い。 2 遊里で、揚屋の客が夜更けに起き出し、酒を飲んで興じること。「都の—を昼になして遊興十一人の太鼓もち」〈浮・三所世帯〉 ...