どう‐おん【同音】
1 同じ発音。同じ読み。 2 同じ高さの音、声。 3 声をそろえて言うこと。同時に言うこと。「異口(いく)—」「私たちは我知らず、あっと—に叫びました」〈芥川・地獄変〉 4 能で、地謡方(じうた...
どう‐だん【道断】
《「道」は言う意》言うすべのないこと。もってのほかのこと。「言語(ごんご)—」
どう‐は【道破】
[名](スル)《「道」は言う意》ずばりと言ってのけること。言い切ること。「川に対する人間の感情は、実に此両句に—し尽されている」〈蘆花・自然と人生〉
どく‐ご【独語】
[名](スル) 1 ひとりごとを言うこと。独言。「—する癖(へき)がある」 2 ドイツ語のこと。
どく‐ぜつ【毒舌】
辛辣(しんらつ)な悪口や皮肉を言うこと。また、その悪口や皮肉。「—を吐く」「—家」
どく‐づ・く【毒突く】
[動カ五(四)]相手に向かってひどい悪口を言う。ひどくののしる。「腹を立ててさんざん—・く」
どく‐はく【独白】
[名](スル) 1 演劇で、登場人物が相手なしでせりふを言うこと。また、そのせりふ。モノローグ。「主人公が真情を—する場面」「—劇」 2 ひとりごとを言うこと。また、そのひとりごと。
毒(どく)を吐(は)・く
嫌みを言う。相手のことをけなす。毒づく。「平気で—・く人」
ど‐ど【呶呶】
《「どうどう」の慣用読み》 [名](スル)くどくど言うこと。「汝復た—する勿れ」〈織田訳・花柳春話〉
[ト・タル][文][形動タリ]くどくど言うさま。「天狗あることを信じて—として其虚偽に非...
どない
[形動](関西地方で)どんな。どのよう。語幹を副詞的にも用いる。「—なもんですか」「—言うたらわかるの」