西(にし)と言(い)えば東(ひがし)と言(い)う
いちいち人と反対のことを言う。へそ曲がりであるたとえにいう。
にし‐どち【復蜟】
チョウやガのさなぎ。特に、アゲハチョウやスズメガのさなぎ。指でつまんで「西はどっち、東はどっち」と言うと、それに答えるように腰から上を振るといわれる。入道虫。西向け。
にち
《動詞「にちる」の連用形から》言いがかりをつけて、ねだること。ゆすること。「博奕の場ににじり込みて—を言うても」〈浮・二十不孝・一〉
にっ‐てい【日帝】
戦前の日本を批判的にいう呼び方。戦後の日本についても、その資本主義体制が帝国主義的であると批判する立場から言うことがある。
につこ‐らし・い【似つこらしい】
[形][文]につこら・し[シク] 1 似つかわしい。ふさわしい。「年頃といい、家柄といい、恰(ちょう)ど—・い夫婦故」〈嵯峨の屋・初恋〉 2 よく似ている。あまりに似ていて紛らわしい。「書きし字...
二(に)の句(く)が継(つ)げ◦ない
次に言う言葉が出てこない。あきれたり驚いたりして、次に言うべき言葉を失う。「あっけにとられて—◦ない」
にほん‐そば【日本蕎麦】
蕎麦2のこと。中華蕎麦などと区別して言う。
ぬか・す【抜かす】
[動サ五(四)] 1 入れるべきものを入れない。うっかりして落とす。漏らす。また、間をとばす。「順番を—・す」 2 抜けるようにする。力などを失わせる。「びっくりして腰を—・す」「現(うつつ)を...
ね
[感]親しみをこめて呼びかけたり、念を押したりするときに言う語。「—、聞いて」「—、いいよね」
ねおんぎょく【寝音曲】
狂言。謡を所望された太郎冠者が、ひざまくらでしかうたえないと言うので、主人はひざを貸すが、起こしたり寝かせたりするうちにうたう場を取り違える。古称「寝声(ねごえ)」。