ぎだゆう‐きょうげん【義太夫狂言】
歌舞伎狂言で、人形浄瑠璃の戯曲を移入したもの。義太夫節で劇を進行させる。丸本(まるほん)物。丸本歌舞伎。でんでん物。竹本劇。義太夫物。
くう‐げん【空言】
1 根拠のないうわさ。そらごと。「—に惑わされる」 2 実行の伴わない言葉。「—虚説の実際に施し難き事情を」〈織田訳・花柳春話〉
く‐げん【苦言】
本人のためを思い、言いにくいところまであえて言って、いさめる言葉。「—を呈する」
くち‐こごと【口小言】
あれこれとやかましく言う小言。「隠居も後で—を言ったが」〈二葉亭・其面影〉
くどき‐ごと【口説き言】
愚痴をくどくどと言うこと。泣き言。「聖(ひじり)に向かひて、さまざまに—をしける」〈著聞集・二〇〉
くやみ‐ごと【悔(や)み言】
1 あとから残念がっていう言葉。 2 人の死を惜しんでいう言葉。お悔やみ。
くり‐ごと【繰(り)言】
同じ事を繰り返して言うこと。特に、泣き事や不平などを、くどくどと言うこと。また、その言葉。「—を聞かされる」
くん‐げん【訓言】
教え導く言葉。訓辞。
ぐう‐げん【寓言】
他の物事にことよせて意見や教訓を述べた言葉。たとえ話。
けいじょう‐げん【形状言】
国文法でいう形容詞の古い言い方。ありかたことば。東条義門の用語。