ねなし‐ごと【根無し言】
根拠のない言葉や話。つくりごと。
のう‐きょうげん【能狂言】
1 能と狂言。 2 狂言のこと。歌舞伎狂言・俄(にわか)狂言などと区別するため、江戸時代になって使われだした語。
のち‐ごと【後言】
死に際の言葉。この世に言いのこす言葉。遺言。「余り強く投げられて、—もせず死ににけり」〈盛衰記・四二〉
のり‐ごと【宣り言/告り言/詔/令】
天皇のおおせ。みことのり。のりごち。「祠官(かむつかさ)に—して」〈熱田本垂仁紀〉
のりと‐ごと【祝詞言】
「のりと」に同じ。「中臣(なかとみ)の太(ふと)—言ひ祓(はら)へ贖(あか)ふ命も誰(た)がために汝(なれ)」〈万・四〇三一〉
のろい‐ごと【呪ひ言】
のろいをこめた言葉。「人の—は負ふものにやあらむ」〈伊勢・九六〉
はい‐げん【俳言】
⇒はいごん(俳言)
はい‐ごん【俳言】
俳諧に用いて、和歌・連歌には用いない俗語・漢語などの総称。俗言(ぞくごん)。はいげん。
はちいち‐せんげん【八・一宣言】
1935年8月1日、中華ソビエト共和国政府と中国共産党とが連名で、国民党政府に対して抗日統一戦線の結成を呼びかけた宣言。正式には「抗日救国のために全国同胞に告げる書」という。
はち‐げん【発言】
「はつげん」の音変化。「此の町へ足をも踏ん込むまいと—を放し」〈浮・禁短気・四〉