わい【歪】
[音]ワイ(漢) [訓]ゆがむ ひずむ いびつ 曲がって正しくない。ゆがむ。「歪曲・歪力」
わい【猥】
[音]ワイ(漢) [訓]みだら みだり 1 ごたごたと乱れる。「猥雑」 2 性に関して節度なく下品なこと。みだら。「猥画・猥褻(わいせつ)・猥談・猥本/淫猥(いんわい)・卑猥」
わい【穢】
[音]ワイ(漢) エ(ヱ)(呉) アイ(慣) [訓]けがれる けがす けがらわしい 〈ワイ・アイ〉 1 雑草で荒れる。「蕪穢(ぶあい・ぶわい)」 2 きたない。けがれる。「汚穢(おわい・おあい...
わい【賄】
[常用漢字] [音]ワイ(慣) [訓]まかなう まいなう まいない 便宜を得るため不正に贈る金品。「賄賂(わいろ)/収賄・贈賄」
わい【隈】
[人名用漢字] [音]ワイ(漢) [訓]すみ くま 〈ワイ〉奥まった所。すみ。「界隈」
〈すみ(ずみ)〉「隈隈/四隈」
わかん‐こんこうぶん【和漢混交文/和漢混淆文】
和文の要素と漢文訓読語の要素を合わせもつ文体。特に、鎌倉時代以降の軍記物語などにみられる漢語を多くまじえた文語文。
わく【惑】
[常用漢字] [音]ワク(呉) [訓]まどう 1 心が何かにとらわれて正しい判断ができなくなる。まどう。まどわす。「惑乱/疑惑・幻惑・眩惑(げんわく)・蠱惑(こわく)・困惑・当惑・不惑・魅惑・迷...
わく【或】
[人名用漢字] [音]ワク(呉) [訓]あるいは ある あるは ある人。ある。「或体・或問」 [難読]或者(あるいは・もしくは)
わ‐くん【和訓/倭訓】
漢字・漢語に和語を当てて読むこと。また、その読み方。国訓。訓。
わくんのしおり【和訓栞】
江戸後期の国語辞書。93巻。谷川士清(ことすが)編。安永6〜明治20年(1777〜1887)刊。3編からなり、前編には古語・雅語、中編には雅語、後編には方言・俗語を収録。第2音節までを五十音順に...