のらくらものにっき【のらくら者日記】
「愉しい放浪児」の別邦題。
のりそだそうどうき【ノリソダ騒動記】
杉浦明平の小説。昭和28年(1953)刊。地方ボスと共産党地区細胞の、ノリ漁業権を巡る政治抗争を、ユーモアを交えて描いたルポルタージュ文学。
はいかいさいじき【俳諧歳時記】
俳書。2冊。曲亭馬琴著。享和3年(1803)刊。俳諧の季語2600余を四季別・月順に配列して解説を加えた季語分類事典。増補改訂版に嘉永4年(1851)刊の藍亭青藍の「俳諧歳時記栞草(しおりぐさ)...
はくおうき【薄桜記】
五味康祐の時代小説。昭和33〜34年(1958〜1959)に産経新聞紙上で発表。昭和34年(1959)、森一生監督、伊藤大輔脚色により映画化。出演、市川雷蔵、勝新太郎、真城千都世ほか。
はくぶん‐きょうき【博聞強記】
広く物事を聞き知って、それらをよく記憶していること。
はくらん‐きょうき【博覧強記】
広く書物を読み、いろいろな事をよく記憶していること。「—の人」
はなやにっき【花屋日記】
江戸後期の俳諧書。2巻。藁井文暁編。文化8年(1811)刊。最初「芭蕉翁反古文(ばしょうおうほごぶみ)」の書名であったが、天保年間(1830〜1844)の再版で現書名となった。芭蕉の門人の手記や...
はりまふどき【播磨風土記】
奈良時代の播磨国の地誌。1巻。和銅6年(713)の詔により撰進された風土記の一。播磨国風土記。
ばしょうおうぎょうじょうき【芭蕉翁行状記】
伝記。1冊。八十村路通(やそむらろつう)編。元禄8年(1695)刊。松尾芭蕉の略歴、最後の旅の模様、終焉(しゅうえん)、追憶などを記し、追善の連句や追悼の発句などを添えたもの。
パリはんじょうき【パリ繁昌記】
中村光夫の戯曲。昭和35年(1960)、同人誌「声」に発表。同年、第7回岸田演劇賞受賞。