やふき【野府記】
⇒小右記(しょうゆうき)
やまとひめのみことせいき【倭姫命世記】
神道五部書の一。1巻。神護景雲2年(768)禰宜(ねぎ)五月麻呂(さつきまろ)の撰と伝えるが、建治・弘安(1275〜1288)のころ、伊勢外宮の神官の渡会行忠(わたらいゆきただ)の撰になったもの...
ゆうじょ‐ひょうばんき【遊女評判記】
江戸時代の評判記の一。遊女1の容姿・性情の品定めを主に、客の遊興の案内などを記したもの。各地で刊行された。
ゆうれいき【幽霊記】
長尾宇迦(ながおうか)による短編小説。副題「小説・佐々木喜善」。柳田国男の「遠野物語」を主題とする。昭和62年(1987)、「別冊文芸春秋」180号に掲載、直木賞候補作となる。
ユーしんぶんねんだいき【U新聞年代記】
上司小剣の回想録的小説。昭和8年(1933)刊。新聞社勤務時代に経験した出来事を戯曲風に綴ったもの。
ようやく‐ひっき【要約筆記】
聴覚に障害がある人のために、その場で話されている内容を即時に要約して文字にすること。ノートなどの筆記具を使うほか、OHPやパソコンを利用して、講義や談話などの内容をスクリーンに写し出すなどの方法...
よこく‐とうき【予告登記】
登記原因の無効または取り消しを理由とする登記の抹消または回復の訴えが提起されたとき、第三者に警告する目的で、受訴裁判所の嘱託によってなされる登記。予備登記の一。
よしのちょうたいへいき【吉野朝太平記】
鷲尾雨工による長編小説。全6巻。楠木正儀を中心に、南北朝の動乱期を描く大河小説。昭和10年(1935)から昭和15年(1940)に刊行。第1巻・第2巻が昭和10年(1935)、第2回直木賞受賞。
よび‐とうき【予備登記】
将来なされる本登記の準備として、その権利保全のために行う登記。仮登記と予告登記の2種がある。
ヨブき【ヨブ記】
旧約聖書中の一書。義人ヨブ(Job)が罪なくして子・財産・健康を失うが、絶望的苦悩のうちにあってなお神を求め、その信仰によってすべてが回復せられ神の祝福を受ける物語。