ぎょうせい‐そしょう【行政訴訟】
行政官庁の行った行為の適法性を争い、その取り消し・変更などを求める訴訟。明治憲法では行政裁判所が裁判する訴訟をいったが、日本国憲法では司法裁判所で行われる行政事件に関する訴訟をさす。行政事件訴訟...
けいじ‐そしょう【刑事訴訟】
犯罪を認定して刑罰を科するための訴訟手続き。刑訴。→民事訴訟
けいせい‐そしょう【形成訴訟】
既存の法律関係の変更、または新たな権利関係の発生を判決によって求める訴訟。形成の訴え。
こうこく‐そしょう【抗告訴訟】
行政庁の公権力の行使に関する不服を扱う訴訟。行政事件訴訟の典型的なもので、行政庁の処分または裁決の取り消しの訴えなど。
さんめん‐そしょう【三面訴訟】
互いに対立する利害関係を有する三人以上の当事者間の訴訟。三当事者訴訟。
しゅう‐しょう【聚訟】
言い争ってまとまりがつかないこと。「一疑獄に—し」〈西周訳・万国公法〉
しゅうだん‐そしょう【集団訴訟】
⇒クラスアクション
しょう【訟】
[常用漢字] [音]ショウ(漢) [訓]うったえる 裁判で是非を争う。うったえる。「訴訟・争訟」
しょうがく‐そしょう【少額訴訟】
民事訴訟のうち、60万円以下の金銭の支払いを求める訴えについて、原則として1回の審理で判決まで行う特別な訴訟手続き。 [補説]即時解決を目指すため、証拠書類や証人は、審理当日にその場ですぐに調べ...
じゅうみん‐そしょう【住民訴訟】
地方公共団体の違法・不当な公金の支出などに対して、住民がその是正を求めて起こす訴訟。住民監査請求による措置に不服があるときに提起できる。