やく‐ぶん【訳文】
翻訳した文章。翻訳文。
やくぶんせんてい【訳文筌蹄】
江戸中期の語学書。荻生徂徠著。初編6巻は正徳5年(1715)刊、後編3巻は寛政8年(1796)刊。和文を漢訳するときの手引き書で、漢文の実詞・虚詞を列挙し、その語義・用法などを解説したもの。
やく‐ほ【訳補】
[名](スル)原文に不足な部分を補って翻訳すること。
やく‐ほん【訳本】
翻訳した本。訳書。
やく‐めい【訳名】
外国語から翻訳してつけた名称。
やく‐りょう【訳了】
[名](スル)原典を訳しおわること。「全五巻を—する」
やっ‐かい【訳解】
[名](スル)外国語で書かれたものや古文を翻訳し、解釈を加えること。翻訳と解釈。「海外の論文を—して出版する」
わけ【訳】
《「分け」と同語源》 1 物事の道理。すじみち。「—のわからない人」「—を説明する」 2 言葉などの表す内容、意味。「言うことの—がわからない」 3 理由。事情。いきさつ。「これには深い—がある...
わけ‐あい【訳合(い)】
筋道。また、理由や事情。子細。訳柄。「如何(いか)なる—にや」〈荷風・雨瀟瀟〉
わけ‐あり【訳有り】
[名・形動]特別な事情・関係などがあること。また、そのさま。「—なようす」