えんがく‐きょう【円覚経】
大乗経典。1巻。唐の仏陀多羅(ぶっだたら)訳とされるが、偽経(ぎきょう)ともいわれる。大乗円頓(えんどん)の教理と観行(かんぎょう)の実践を説く。注釈書も多い。大方広円覚修多羅了義経。
えん‐けん【偃蹇】
[ト・タル][文][形動タリ] 1 物が延び広がったり高くそびえたりしているさま。また、多く盛んなさま。「—として澗底(かんてい)に嘯(うそぶ)く松が枝には」〈漱石・薤露行〉 2 おごり高ぶるさ...
えん‐けん【厭倦】
[名](スル)飽きていやになること。「卿既に船行を—するや」〈織田訳・花柳春話〉
えん‐ぼう【延袤】
《「延」は横で東西の、「袤」は縦で南北の長さの意》土地の広さ、大きさ。「荒原の—四里に下らざれども」〈織田訳・花柳春話〉
えん‐りゅう【淹留】
[名](スル)長く同じ場所にとどまること。滞留。滞在。「余若(も)し永く—せば」〈織田訳・花柳春話〉
エーツー‐エーディー【A2/AD】
《anti-access/area-denial》敵国の接近や行動の自由を阻害するための軍事戦略。この語は主に、米国に敵対する国や勢力がこの戦略をとる場合に用いられる。A2(anti-acces...
エー‐ティー‐アール【ATR】
《Advanced Telecommunications Research Institute International》国際電気通信基礎技術研究所。1986年に設立された電気通信分野の基礎的...
おあいにく‐さま【御生憎様】
[形動]《「生憎(あいにく)」を丁寧にいう語》相手の希望に応じられず申し訳ないという気持ちを表す語。皮肉の気持ちを込めていうこともある。「まことに—なことですが、主人は出かけております」「—、た...
おう‐き【嘔気】
吐きけ。「僕、彼を一目せば常に—を催さんとす」〈織田訳・花柳春話〉
おう‐ぐ【応供】
《(梵)arhatの訳。音写は阿羅漢(あらかん)》 1 仏の十号の一。供養を受けるにふさわしい者の意。 2 小乗仏教で、最上の聖者。