ちゅう【注/註】
本文の意味を詳しく説明したり補足したりするために、本文の間に書き込んだり、別の箇所に記したりする文句。その位置によって頭注・割り注・脚注などという。「—を付す」「—を加える」「訳者—」
ちゅう【註】
[人名用漢字] [音]チュウ(慣) 1 本文中のある箇所に説明を加える。「註釈」 2 要件を記す。「註文」 [補説]「注」と通用。
ちゅう‐かい【注解/註解】
[名](スル)本文に注を加えて、その意味を説明すること。また、その説明。注釈。「難解な語句を—する」
ちゅう‐き【注記/註記】
[名](スル) 1 本文の意味を理解させるために注を書き加えること。また、その注。「欄外に—する」 2 物事を記録すること。また、その記録。 3 ⇒ちゅうぎ(注記)
ちゅう‐きゃく【注脚/註脚】
本文の間に、2行に書いて挿入された注。
ちゅう‐ぎ【注記/註記】
寺院で論議の際、題を読み上げ、また論議を記録する役僧。
ちゅう‐しゃく【注釈/註釈】
[名](スル)語句の意味や用法を解説したり、補足的な説明を加えたりすること。また、その説明。「専門用語を—する」「—書」
ちゅう・する【注する/註する】
[動サ変][文]ちゅう・す[サ変] 1 本文中の語句を取り出して注釈をほどこす。「漢文を—・する」 2 説明を書きつける。また、記す。「エルンスト、ワイゲルトと漆もて書き、下に仕立物師と—・した...
ちゅう‐せつ【注説/註説】
[名](スル)書きしるして説明を加えること。また、そのもの。
ちゅう‐そ【注疏/註疏】
経書を解釈した注と、それをさらに解釈した疏。また、経書などの本文の字句に詳しく説明を加えたもの。「十三経—」