くじ‐の‐やく【籤の役/孔子の役】
室町幕府の職名。毎年正月の評定始めの式で、政務の会議で発言する人を決めるためのくじを出す役。
げ‐こう【外考】
律令制で、外位(げい)の人についての勤務評定。内位より昇進も遅かった。→内考
こう‐か【考課】
1 公務員・会社員などの勤務成績を調査して優劣を定めること。「人事—」 2 銀行・会社などの営業成績を調査・報告すること。 3 律令制における官吏の勤務評定。
こし‐かけ【腰掛(け)】
1 腰を掛ける台。いす。 2 本来の希望を達するまでの間、一時ある職や地位に身を置くこと。「郷里に帰るまでの—に勤める」 3 江戸城内の番士の詰め所。 4 江戸時代、評定所や奉行所で、訴訟人の控...
ごせいばい‐しきもく【御成敗式目】
鎌倉幕府の基本法典。貞永元年(1232)、執権北条泰時が評定衆に命じて編纂(へんさん)させたもの。51か条からなる。源頼朝以来の慣習法・判例などを規範とし、行政・訴訟などに関して定めた武家最初の...
さいきょ‐どめ【裁許留】
江戸幕府評定所の民事裁判記録。元禄15年(1702)から慶応3年(1867)にいたる判例を収録。原本は関東大震災で焼失し、現在は副本2冊が残るのみ。
さた‐どころ【沙汰所】
中世、裁判をつかさどった所。評定所(ひょうじょうしょ)。
さだめ【定め】
1 物事を決めること。取り決め。決定。「親の—に従って結婚する」 2 規則。おきて。「村の—に従う」 3 運命。宿命。「人には人それぞれの—がある」 4 安定していること。不変であること。「—の...
さだ・める【定める】
[動マ下一][文]さだ・む[マ下二] 1 決定する。きめる。「この地を都と—・める」 2 よりどころや従うべきものとしてきめる。制定する。「法の—・めるところに従う」「憲法を—・める」 3 はっ...
しきじつ‐よりあい【式日寄合】
江戸時代、勘定奉行・寺社奉行・町奉行の三奉行と、大目付・目付が定例日に評定すること。