たたかいをこえて【戦いを超えて】
《原題、(フランス)Au-dessus de la mêlée》ロランの評論集。1915年刊行。第一次大戦に関する考察を述べたもの。戦乱を超えて。
たにざきぶんがくとこうていのよくぼう【谷崎文学と肯定の欲望】
河野多恵子の評論。昭和51年（1976）刊。第28回読売文学賞受賞。
たのしいしゅうまつ【楽しい終末】
池沢夏樹の評論集。平成5年（1993）刊行。資源不足、人口爆発、オゾン層破壊など現代のさまざまな問題をとりあげ、平成6年（1994）の第5回伊藤整文学賞評論部門賞を受賞。
だいとうあせんそうこうていろん【大東亜戦争肯定論】
林房雄による評論。雑誌「中央公論」に昭和38年（1963）から昭和40年（1965）にかけて連載。単行本は昭和39年（1964）、昭和40年（1965）に正続2冊を刊行。
だいにのせいしゅん【第二の青春】
荒正人の評論集。昭和22年（1947）刊。
だらくろん【堕落論】
坂口安吾による評論。昭和21年（1946）4月、雑誌「新潮」に発表。翌年刊行。敗戦直後の日本人に「生きよ堕ちよ」と語りかけ、精神の再構築を説いた。
だれだはなぞのをあらすものは【誰だ?花園を荒す者は!】
中村武羅夫の文芸評論。昭和3年（1928）「新潮」誌に発表。純文学という花園の文学的純粋性を、政治性をもって荒そうとするプロレタリア文学への危機感を表明している。
ダンテけんきゅうじょせつ【ダンテ研究序説】
《原題An Introduction to the Study of Dante》シモンズによる評論。1872年刊行。
チェルシー【Chelsea】
英国の首都ロンドン南西部の一地区。ケンジントンアンドチェルシー王立区に属す。国立陸軍博物館や19世紀の評論家・歴史家、トーマス＝カーライルの邸宅がある。 
米国ニューヨーク市マンハッタン南西の...
ちのていえん【知の庭園】
松浦寿輝による評論。副題「19世紀パリの空間装置」。平成10年（1998）刊行。第50回芸術選奨文部大臣賞受賞。
