げったん‐ひょう【月旦評】
《後漢の許劭(きょしょう)が、毎月の1日に郷里の人物の批評をしたという、「後漢書」許劭伝の故事から》人物について論評すること。品定め。
げっ‐ぴょう【月評】
月ごとに、出来事や発表された作品などについてする批評。「演劇—」
げば‐ひょう【下馬評】
《下馬先で主人を待っている間、供の者がしあう批評の意》第三者が興味本位にするうわさ・批評。「—に上る」
こう‐ひょう【公評】
公平な批評。また、世間一般の意見。「衆員の—に附す」〈神田孝平・明六雑誌三七〉
こう‐ひょう【好評】
[名・形動]評判のよいこと。また、そのさま。「世間の—を博する」「—な番組」⇔悪評/不評。 [補説]「よい評判を得て」の意で、副詞的に用いられることもある。あとに「…中」の語を伴うことが多い。「...
こう‐ひょう【講評】
[名](スル)指導的な立場から、理由などを述べながら批評を加えること。また、その批評。「応募作品について—する」
こう‐ひょう【高評】
1 評判が高いこと。 2 他人を敬って、その批評をいう語。高批。「御—を仰ぐ」
こく‐ひょう【酷評】
[名](スル)手厳しく批評すること。また、その批評。「自信作を—される」
さいだん‐ひひょう【裁断批評】
特定の価値観など一定の基準に照らしてなされる作品批評。
さい‐ひょう【細評】
[名](スル)詳しく批評すること。また、その批評。「弟子の作品を—する」