し‐がく【詩学】
詩の本質・形式・種類および詩作技法などを研究する学問。詩論。ポエティックス。 [補説]書名別項。→詩学
し‐ぎょう【詩業】
詩作上の業績。
し‐じん【詩人】
1 詩を作る人。詩作を業とする人。 2 詩的な感受性を強く持っている人。「彼はなかなかの—だ」
詩(し)に別才(べっさい)有(あ)り
《「滄浪詩話」詩弁から》詩作の能力は、学問や知識の深浅に関係なく、別の才能による。
し‐へき【詩癖】
詩作や詩の鑑賞を好むくせ。また、詩の作り方のくせ。
しょう‐もつ【抄物】
1 抜き書きしたもの。書き写したもの。また、詩作や歌作の参考書で、そのような形のもの。 2 ⇒しょうもの(抄物)
しょくごのうた【食後の唄】
木下杢太郎の詩集。大正8年(1919)刊。初期の詩作品を集めたもの。巻頭に、北原白秋による杢太郎論を収める。
詩(し)を祭(まつ)る
《唐の詩人賈島(かとう)が大みそかに、酒肴(しゅこう)を供えてその年に作った詩を祭ったという「唐書」賈島伝の故事から》詩人が日ごろの詩作の苦心をかえりみてみずから慰める。
じ‐いん【次韻】
他人の詩と同じ韻字を同じ順序で用いて詩作すること。また、その詩。→和韻 [補説]書名別項。→次韻
だいにしゅうねんのし【第二周年の詩】
《原題The Second Anniversary:of the Progress of the Soul》ダンの詩作品。副題「魂の巡歴について」。1612年発表。自身のパトロンであったロバート...