まん‐ぎん【漫吟】
詩歌を興のおもむくままに作ったり口ずさんだりすること。また、その詩歌。
みしま‐しょう【三島賞】
三島由紀夫を記念して昭和63年(1988)に創設された文学賞。年に1回、小説・評論・詩歌・戯曲作品を対象として選考される。第1回受賞作品は高橋源一郎の「優雅で感傷的な日本野球」。三島由紀夫賞。
みょうじょう【明星】
詩歌雑誌。与謝野鉄幹(よさのてっかん)主宰の新詩社の機関誌。第一次は明治33年(1900)4月創刊、明治41年(1908)11月廃刊。浪漫主義に基づき、短歌の革新などに貢献。与謝野晶子・高村光太...
みょうじょう‐は【明星派】
詩歌雑誌「明星」によった詩人・歌人の一派。芸術至上主義のもとに、明治30年代の浪漫主義を代表した。→星菫(せいきん)派
む‐だい【無題】
1 作品に題がないこと。 2 題を設けずに作った詩歌。題詠でない詩歌。
めい‐か【名歌】
名高い歌。すぐれた詩歌。
めい‐ぎん【名吟】
1 すぐれた詩歌。有名な詩歌。 2 すぐれた吟詠。
めいじたいしょうぶんがくし【明治大正文学史】
吉田精一の著作。小説・詩歌・戯曲などさまざまな切り口から明治から大正にかけての日本文学史を論じる。昭和16年(1941)武蔵野書院より刊行。昭和32年(1957)刊行の山田書院版では「近代日本文...
もうろう‐たい【朦朧体】
1 詩歌などで、意義のはっきりしないもの。 2 横山大観・菱田春草(ひしだしゅんそう)らが明治後半期に試みた日本画の技法。輪郭をぼかして描くもの。
もくらん【木蘭】
中国の伝説上の女性。年老いた父の代わりに男装して従軍し、功を立てて故郷に帰ったとされ、古くから民謡や詩歌、戯曲の題材となっている。ムーラン。