き‐けつ【起結】
1 始めと終わり。 2 詩歌、特に漢詩文の起句と結句。
きちょう【帰潮】
佐藤佐太郎の第5歌集。昭和27年(1952)刊。同年、第3回読売文学賞詩歌賞受賞。
きゃく‐いん【脚韻】
詩歌で、句末・行末に同音の語をおくこと。漢詩では一定の句末に同一の韻字を用い、西洋の詩では近接する行末に同一音ないし類似音をそろえる。「—を踏む」→頭韻(とういん)
きょう‐えん【竟宴】
1 平安時代、宮中で進講や勅撰集の撰進が終わったあとで催される酒宴。諸臣に詩歌を詠ませたり禄を賜ったりした。 2 祭りのあとで催される宴会。直会(なおらい)。
きょう‐たい【狂体】
詩歌などで、着想や用語にこっけいみをもたせたもの。
きょくすい‐の‐えん【曲水の宴】
昔、宮中や貴族の屋敷で陰暦3月3日に行われた年中行事の一。庭園の曲水に沿って参会者が座り、上流から流される杯が自分の前を通り過ぎないうちに詩歌をよみ、杯を手に取って酒を飲んでから杯を次へ流すとい...
きょぜつのき【拒絶の木】
小野十三郎の詩集。昭和49年(1974)刊。翌昭和50年(1975)、第26回読売文学賞詩歌俳句賞受賞。
きん‐えい【近詠】
最近作った詩歌。
きん‐じゅう【近什】
最近作った詩歌や文章。
ぎ‐さく【擬作】
1 似せて作ること。また、その作品。 2 詩会・歌会に備えて前もって詩歌を作っておくこと。また、その詩歌。「然るべき時名をあげたる歌は、多くは—にてありけるとかや」〈無名抄〉