どうこう‐いきょく【同工異曲】
1 《韓愈「進学解」から》詩文などを作る技量は同じであるが、趣が異なること。転じて、音楽を演奏する手法は同じであるが、味わいが異なること。異曲同工。 2 外見は違っているようだが、内容は同じであ...
どう‐し【瞠視】
[名](スル)目をみはって見つめること。「茫然として涙に濡れたる遺書を—すること久しかりき」〈鴎外訳・即興詩人〉
どう‐し【童詩】
子供のための詩。また、子供が作った詩。
どう‐しゅうみ【同臭味】
《黄庭堅(こうていけん)の詩に「君と草木臭味同じ」とあるところから》同じ趣味、傾向を持つこと。また、その人・仲間。同類。同臭。「己れが—の者へ内意を通じ置き」〈鉄腸・花間鶯〉
どうたい【胴体】
高橋新吉の詩集。昭和31年(1956)刊。
どうてい【道程】
高村光太郎の第1詩集。大正3年(1914)刊。情熱の燃焼や生の充実感をうたう。
どうとくてきしょうひんしゅう【道徳的小品集】
《原題、(イタリア)Operette morali》イタリアの詩人、レオパルディの散文集。1827年に初版刊行。邦題は「教訓的小品集」ともする。
どう‐ほう【同袍】
《「詩経」秦風・無衣から。困窮の時には1枚の袍(綿入れの上着)を共用する親しい間柄の意》ともだち。友人。
どうもうしょういん【童蒙頌韻】
平安後期の韻書。三善為康著。天仁2年(1109)成立。詩作に便利なように、漢字の平声の文字を配列し、4字句にして音訓を施したもの。
どう‐よう【童謡】
1 子供が口ずさむ歌。また、子供が作った詩歌。 2 民間に伝承されてきたわらべ歌。 3 大正期以降、子供のために作られた歌。代表的な作詞家に北原白秋・野口雨情ら、作曲家に山田耕筰・中山晋平らがい...