ひ‐きょう【比興】
[名・形動ナリ] 1 他の物にたとえて、おもしろく言うこと。転じて、おもしろく興あること。また、そのさま。「後ろは前に、前は後ろにかはらぬか、と言ひける。さる事やは侍るべき。—の事なり」〈著聞集...
ひげきししゅう【悲劇詩集】
《原題、(フランス)Poèmes tragiques》ルコント‐ド‐リールの詩集。1884年刊。
ひ‐こう【披講】
[名](スル)詩歌などの会で、作品を読み上げること。また、その役の人。「秀句を—する」
ひさ・ぐ【提ぐ】
[動ガ下二]《「ひ(引)っさ(下)ぐ」の促音の無表記から》手に下げて持つ。ひっさげる。「そちは香炉を—・ぐる子ならずや」〈鴎外訳・即興詩人〉
ひだのなかのじんせい【ひだの中の人生】
《原題、(フランス)La Vie dans les plis》フランスの詩人ミショーの詩集。1949年刊。
ひっ‐かい【筆海】
1 《文字の集まりの意から》文章。詩。「流れを鑒(み)て—を開き」〈懐風藻〉 2 硯(すずり)のこと。〈易林本節用集〉
筆硯(ひっけん)を新(あら)たに◦する
詩文の構想や趣向などを、すっかり変えて書きなおす。
ひつ‐い【筆意】
1 筆を運ぶときの気構え。また、書画のおもむき。ふでづかい。 2 詩文に現れる筆者の心構え。文章のおもむき。
ひつじかい【羊飼い】
《原題The Shepherd》ブランデンによる詩集。1922年刊。同年のホーソンデン賞を受賞。別邦題「牧人」。
ひ‐てん【批点】
1 詩歌や文章を批評して評点をつけること。訂正する所や要所などに点を打つこと。また、その点。 2 非難すべき点。欠点。きず。