ほっくぎょう【法句経】
《(パーリ)Dhamma-pada真理の言葉の意》原始仏教の経典の一。原典は423編よりなる韻文形式の詩集。成立は古く、漢訳に維祇難等訳2巻などがある。
ほ‐てい【補綴】
[名](スル) 1 破れなどを繕いつづること。転じて手を加えて不足などを補い、よくすること。ほてつ。「論文を—する」 2 古人・先人などの字句をつづり合わせて詩文を作ること。ほてつ。
ほのおにてをかざして【焔に手をかざして】
石垣りんの第2散文集。昭和55年(1980)刊行。都会に一人で暮らす詩人の心に去来するさまざまな人々との思い出を綴る。
ホメロスのしんかくか【ホメロスの神格化】
《原題、(フランス)Homère déifié》アングルの絵画。カンバスに油彩。縦386センチ、横512センチ。ルーブル宮殿のシャルル10世美術館の天井画として制作。古代ギリシャの詩人ホメロスが...
ほランプかもめ【帆・ランプ・鴎】
丸山薫の第1詩集。叙情詩。昭和7年(1932)刊行。
ほん‐せつ【本説】
《古くは「ほんぜつ」とも》 1 根拠となる確かな説。典拠。「この月、よろづの神達太神宮へ集まり給ふなどいふ説あれども、その—なし」〈徒然・二〇二〉 2 和歌・連歌・俳諧・能楽で、1句・1詞章を作...
ほんちょうぞくもんずい【本朝続文粋】
平安末期の漢詩文集。13巻。編者未詳。保延6年(1140)以後成立。「本朝文粋」に倣い、そのあとを受けて後一条天皇から崇徳天皇に至る約120年間の漢詩文約230編を集録。続本朝文粋。
ほんちょうもんずい【本朝文粋】
平安中期の漢詩文集。14巻。藤原明衡(ふじわらのあきひら)撰。康平年間(1058〜1065)の成立か。嵯峨天皇から後一条天皇までの約200年間の漢詩文427編を、「文選(もんぜん)」に倣って39...
ホークスヘッド【Hawkshead】
英国イングランド北西部、カンブリア州の町。湖水地方の観光地の一。中世には羊毛の生産で栄えた。詩人ワーズワースと絵本作家ポターのゆかりの地でもある。
ぼうおん【忘音】
飯田竜太の第4句集。昭和43年(1968)刊行。第20回読売文学賞詩歌俳句賞受賞。