りそう【離騒】
《「離」は遭う、「騒」は憂え。憂えに遭(あ)う意》「楚辞」の代表的な長編詩。中国の戦国時代、楚(そ)の屈原の詩で、讒言(ざんげん)によって王に追放され、失意のあまり投身を決するまでの心境を夢幻的...
りっ‐かく【律格】
1 おきて。規則。 2 漢詩の構成法の一。平仄(ひょうそく)・押韻(おういん)・対句などの称。格律。
りっ‐けい【六経】
儒教で貴ぶ六種の経典。すなわち「易経(えききょう)」「書経(しょきょう)」「詩経(しきょう)」「春秋」「礼記(らいき)」「楽経(がくけい)」。のち「楽経」が亡んだので、かわりに「周礼(しゅらい)...
りっ‐し【律詩】
漢詩の一体。一定の韻律に従う8句からなる。第1・2句を起聯(きれん)(首聯)、第3・4句を頷聯(がんれん)(前聯)、第5・6句を頸聯(けいれん)(後聯)、第7・8句を尾聯(落句)といい、頷聯と頸...
りつ【律】
[音]リツ(漢) リチ(呉) [訓]のり [学習漢字]6年 〈リツ〉 1 行動を秩序づけるためのおきて。さだめ。「律令(りつりょう)/格律・規律・軍律・法律・不文律」 2 物事の法則。「因果律...
り‐と【李杜】
中国、唐代の詩人、李白(りはく)と杜甫(とほ)の併称。
り‐と‐かん‐ぱく【李杜韓白】
中国、唐代の詩人、李白・杜甫・韓愈(かんゆ)・白居易(はくきょい)のこと。
リフレーン【refrain】
《「リフレイン」とも》詩や楽曲で、各節の終わりなどに同一の詩句・楽句を繰り返すこと。また、その部分。折り返し。畳句。ルフラン。
りゃくれき【略歴】
石垣りんの第三詩集。昭和54年(1979)刊行。同年、第4回地球賞受賞。
りゅう‐か【琉歌】
沖縄の短詩形の歌謡。主に八・八・八・六形式で、叙情的な内容のものが多い。一般に三線(さんしん)を伴奏に歌われる。