ろく‐めい【鹿鳴】
《「詩経」小雅の「鹿鳴」は、群臣や賓客をもてなす宴会で詠じる歌であるところから》宴会で客をもてなす音楽。また、宴会のこと。
ろくめいしゅう【鹿鳴集】
会津八一の歌集。昭和15年(1940)刊。大正13年(1924)に刊行された著者の第一詩集「南京新唱」の全作品と以降の作品を収録。
ろ‐ざん【廬山】
中国、江西省北部にある山。鄱陽(はよう)湖の北西岸にあり、北を揚子江が流れる。標高1543メートル。景勝地。晋の慧遠(えおん)が白蓮社を結成した仏教の霊山。陶淵明の靖節(せいせつ)書院、白楽天の...
ろぼうのはな【路傍の花】
川路柳虹の詩集。明治43年(1910)刊。
ロランのうた【ロランの歌】
《原題、(フランス)La Chanson de Roland》フランス最古の武勲詩。作者未詳。1050年ごろの成立と推定される。フランク王シャルル(カール)大帝のスペイン遠征の帰途、味方の裏切り...
ロロジョングラン‐じいん【ロロジョングラン寺院】
《Candi Loro Jonggrang》インドネシア、ジャワ島中部のプランバナン遺跡にあるヒンズー教の石造寺院。同遺跡の寺院群の中で最大規模の高さ47メートルのシバ神を祭る神殿が中心に位置し...
ロンドー【(フランス)rondeau】
1 フランスの詩の形式の一。13世紀から15世紀に流行。循環句法。 2 フランスの歌曲の形式の一。中世からルネサンス時代に流行し、歌詞・メロディーに同一のものが規則的に繰り返されるもの。
ローエングリン【(ドイツ)Lohengrin】
ワグナー作曲のオペラ。3幕。作曲者自身の台本により、1850年初演。中世の叙事詩や白鳥の騎士の伝説をもとにしたもので、幻想的・神秘的な場面が人気を得た。
ロードス‐とう【ロードス島】
《Rodos/Ρόδος/(英)Rhodes》ギリシャ東部、地中海のドデカネス諸島東南の島。小アジア半島の南西に位置する。紀元前10世紀ごろドリス人が移住し、ホメロスの詩にも登場する同島における...
ローマのいずみ【ローマの泉】
《原題、(イタリア)Fontane di Roma》レスピーギ作曲の交響詩。1916年作曲。華麗な管弦楽法を駆使した色彩的な旋律で知られ、ローマの松、ローマの祭とともに「ローマ三部作」とよばれる...