さんおん‐とう【三温糖】
《「三温」は三度煮詰める意か》白砂糖を作った後に残る糖蜜から作った砂糖。黄褐色でやや湿り気がある。純度は低いが味は濃く、煮物などに向く。
し‐こみ【仕込み】
1 教え込むこと。しつけ。教育。「親方の—がいい」 2 商店などで、商品を仕入れること。また、飲食店などで、材料を下ごしらえすること。「魚河岸に—に行く」「早朝から—にかかる」 3 醸造業で、原...
しゃ‐じゅく【煮熟】
煮詰めること。
じゅう‐づめ【重詰(め)】
重箱に料理などを詰めること。また、詰めた料理。《季 新年》
じゅう‐ばこ【重箱】
料理を詰める箱形のふた付き容器。二重・三重・五重と重ねて用いる。漆塗りが多く、蒔絵(まきえ)を施したものもある。お重。
じゅん‐ぐり【順繰り】
順序を追っていくこと。順番に従って、次々に行うこと。「—に席を詰める」
じわり‐じわり
[副]物事が少しずつ確実に進行するさま。また、しだいに圧迫していくさま。じわじわ。「病気が—(と)身体を冒していく」「—(と)相手を追い詰める」
すいきん‐くつ【水琴窟】
庭や茶室の外に仕組み、水滴が落下して発する、かすかな水音を楽しむ装置。縦穴を掘り、穴底に水盆と排水口を作る。素焼きの瓶の底に小さな穴を開け、瓶口を下に縦穴の中に置く。瓶の周囲と瓶底の上に小石を敷...
すし‐づめ【鮨詰(め)】
すしを折箱などに詰めるように、多くの人や物がすきまなく入っていること。「—の電車」「—学級」
すみ‐だわら【炭俵】
炭を詰める俵。また、炭の詰まった俵。わら・あし・かやなどで作る。《季 冬》「薄雪や簷(のき)にあまりて—/波郷」 [補説]書名別項。→炭俵