つめ‐しょうぎ【詰(め)将棋】
王将の詰め手を研究する将棋。与えられた譜面に基づき、一定の持ち駒を使うなどして、連続して王手をかけて詰めるもの。
つめ‐そで【詰(め)袖】
袖丈全部を身頃(みごろ)に縫いつけた袖。また、その着物。男物の袷(あわせ)羽織の袖がその例。付け詰め袖。
つめっ‐きり【詰めっ切り】
「つめきり」を強めていう語。「救護所に—になる」
つめ‐て【詰(め)手】
勝負などの最終段階で、相手に勝つためにとる手段。
つめ‐どころ【詰め所】
最も肝心な所。考えなどをつきつめた所。「静かに、模様変りて、—のある能をすべし」〈花伝・三〉
つめ‐ばら【詰(め)腹】
1 本意でない責任をとらされること。強制的に辞職させられること。「部下の不始末で—を切らされる」 2 強いられて、やむをえず切腹すること。「急ぎ—切らするか」〈浄・嫗山姥〉
つめ‐ばん【詰(め)番】
順をきめて出仕・宿直などの勤務に当たること。また、その人。
つめ‐ひらき【詰(め)開き】
1 かけひき。談判。「—の演説(せりふ)」〈魯文・安愚楽鍋〉 2 貴人の前から退出する際、左か右へからだを回して立つこと。〈貞丈雑記〉 3 出所進退。「息を継ぎて、礼義のべ、諸事の—見るさへ武士...
つめ‐ひら・く【詰め開く】
[動カ四] 1 談判する。かけひきをする。「こちの人が京からの帰りを待って—・かせ」〈浄・宵庚申〉 2 能楽で、声を短くつめたり長く伸ばしたりして調節する。「てにはの字にて—・きて謡(うた)ふべ...
つめ‐ほうだい【詰(め)放題】
容器などに詰めたいだけ詰めること。また、小売店などで、決まった袋や箱であれば、どれだけ詰め込んでも定額とするサービスの形態。「お菓子の—」