せい‐し【誓詞】
誓いの言葉。誓言。
せい‐しょ【誓書】
誓いの言葉を記した文書。誓紙。
せい‐じょう【誓状】
神仏にかけて誓約した文書。また、それを書くこと。誓紙。「此の事虚言なきよし、—に書かれたるとぞ」〈著聞集・一一〉
せい‐めい【誓盟】
誓うこと。固く約束すること。また、その約束。
せい‐もん【誓文】
1 神にかけて誓う言葉。また、それを記した文書。起請文(きしょうもん)。誓紙。 2 相愛の男女が心変わりをしないことを誓って取り交わす文書。多く、遊女と客の間で交わされた。誓紙。 3 (副詞的に...
せいもん‐がため【誓文固め】
誓文を取り交わして固く約束すること。「しかし今宵は—」〈浄・蝉丸〉
せいもん‐くされ【誓文腐れ】
[副]《誓文を破れば、この身が腐ってもよいの意》誓って。決して。「—いつからか芝居へ足も向けませず」〈浄・八百屋お七〉
せいもん‐だて【誓文立て】
誓文を交わすこと。転じて、誓約すること。「親達へ孝行尽くし、逆らふまいとの—」〈浄・油地獄〉
せいもん‐ばらい【誓文払い】
10月20日に、京都四条寺町の誓文返しの神、官者殿(かじゃでん)(冠者殿)に商人や遊女が参詣し、商売上やむをえずついたうその罪を払い、神罰を免れるように祈る風習。京阪地方ではこの日を含めた数日間...
せい‐やく【誓約】
[名](スル)固く誓うこと。また、その誓い。「口外しないと—する」「—書」