たん【誕】
[音]タン(漢) [学習漢字]6年 1 大げさなうそを言う。でたらめ。「虚誕・荒誕・妄誕」 2 子供が生まれる。「誕生/降誕・生誕」 [名のり]のぶ
たん‐しん【誕辰】
誕生日。「その凱勝を顕わし、—を祝せんことを欲しけるが」〈中村訳・西国立志編〉
たん‐じょう【誕生】
[名](スル) 1 人が生まれること。出生。生誕。「長男が—する」 2 生まれて1回目の誕生日。「—を過ぎて歩きはじめた」 3 物事や状態が新しくできること。「文化センターの—を祝う」「新政権が...
たんじょう【誕生】
鷹羽狩行の第1句集。昭和40年(1965)刊。第5回俳人協会賞受賞。
たんじょう‐え【誕生会】
釈迦(しゃか)の誕生日を祝って4月8日に行われる法会。灌仏会(かんぶつえ)。仏生会(ぶっしょうえ)。
たんじょう‐し【誕生死】
流産・死産・新生児死などのこと。母体内で、あるいは出生後間もなく亡くなった子も、一度は誕生したのだ、という思いから作られた言葉。
たんじょう‐じ【誕生寺】
岡山県久米郡久米南町にある浄土宗の寺。山号は栃社山。法然誕生の地に、建久4年(1193)弟子の蓮生(熊谷直実)が創建。産湯井戸などの遺跡が残る。 千葉県鴨川市小湊(こみなと)にある日蓮宗の寺...
たんじょう‐せき【誕生石】
生まれた月に当てて定めた宝石。起こりはユダヤ教の高僧が祭服に12個の石を飾ったことによるといわれる。現在は、商業的な観点から各国で独自に定められている。 [補説]全国宝石卸商協同組合が定める誕生...
たんじょう‐び【誕生日】
人の生まれた日。毎年迎える誕生の記念日。誕辰(たんしん)。バースデー。
たんじょう‐ぶつ【誕生仏】
釈迦が誕生したとき、右手で天を指し、左手で大地を指して「天上天下唯我独尊」と唱えたという姿をかたどった像。灌仏会(かんぶつえ)のときにこの像に甘茶を注ぐ。《季 春》